20と波と伸ばす腕

今日はながかった

練習して、舞台見て、藤沢行って、七里ヶ浜、鎌倉高校前、歩いたり走ったり

そしてメダルを巡って戦って

たくさん歩いた


顎は前に出さない


20-29の物語

それぞれ一年にそれぞれの自分がいて

次の年には前の自分はでてこれない

だから後悔なんてさせたくない


波が轟音を響かせるのを初めて聞いた

さらわれてもいいと思えてしまった

けれど避けていく

雨に濡れて倒れても

けれど雨はそうさせてくれなかった

あそこで轢かれて

動けなかった

失っても取り戻し続ける

忘れなんかしない、何度も繰り返す


手が届くのに手を伸ばさなかったら死ぬほど後悔するそれがいやだから手を伸ばすんだ、それだけ

どんなに遠くても届く俺の腕





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