見出し画像

秘密の財産・仕事日記の効果と書き方

反省だけならサルでもできます。

我々ホモ・サピエンスには、反省より「内省」が必要です。

内省とはみずから気付きを得ることを目的に、行動を深く振り返ること。

しかし、多くの人は、学べるはずの経験をスルーし、毎日まったく成長できずにいます。

一体、どうすればいいのでしょうか?

内省するには仕事日記をつけることが有効です。

実際、多くの偉人たちも記録をつけていました。

今回は、仕事日記の効果と書き方を解説します。

1.仕事日記の効果

会社では、頭を使わないとダメです。

ところが、頭を使わないで、気を遣ってばっかりの人がいます。

紙に書く、仕事日記をつけることは頭を使うことです。

1.1.頭の中が整理される

仕事日記をつけると、頭の中がずい分と整理されていきます。

また、書くことによって客観化できて、つらいことも乗り越えていくことができます。

何がよかったのか、何がいけなかったのか、紙に書く。大雑把に書くのではなく、記録する。

記録が目的なのではなく、頭の中を整理することが目的なのです。

1.2.自ら気づく力が身につく

仕事日記を習慣化すると「自ら気づく力」が身につきます。

定期的に客観化することで、真に意味のある問題意識を芽生えさせることができるからです。

具体的には、以下のような変化が現れてきます。

  • 1人称→2人称/3人称:独りよがりから、他者を意識する余裕が出てくる

  • 直感的→論理的:事象への理解が深まり、論理的になっていく

  • 短絡的→考察的:事象と原因の因果関係を、複眼的に考察できるようなる

思考力が身につき、視野が広がり、より高い次元の目標を目指せるようになります。

1.3.財産になる

仕事日記は、5年、10年たった時にも役に立ちます。

うまくいった仕事の記録は、スランプに陥ったときに、調子を回復させる心理的効果があります。

何がうまくいかなくて、どう乗り越えていったかということも、その後の財産になります

それは記録しておかないとダメです。人間は記録しないと絶対に忘れてしまいます。

2.仕事日記の書き方

「書くこと」を目的にしてはいけません。

目的はあくまで、「定期的に頭の中を整理すること」です。

なので、考えることを習慣化する書き方を身につけましょう。

筆者は、この世で1番ぐうたらクソ野郎である自信があります。

これから紹介するのは、そんな筆者でも継続できているやり方です。

2.1.紙を用意する

仕事日記は紙に書きましょう。

紙に書くと、デジタルで書くよりも頭が整理されるし記憶に残ります。

筆者もパソコンで日記をつけていた時期がありましたが、また紙に戻ってきました。

不思議なことに、紙で書いていた時期のほうが、前に進んでいた気がします。

こればっかりは理由を説明することができません。

なので、デジタルがいいと思う人はデジタルでもOK。

遠回りでも、とにかく行動してみることが大切です。

どうしても遠回りしたくない人は、騙されたと思って紙に書きましょう。

2.2.毎日ちょっとだけメモを取る

毎日しっかり記録を残そうとすると、習慣化されません。

なので、3行〜5行くらいでいいので、思ったことや考えたことを記録しておきましょう。

メモを取ることが目的ではなく、毎日考えることが目的です。

この習慣が、振り返りを深化させます。

2.3.週に1回、300文字くらいの文書にする

週次で、ある程度の文書にまとめて振り返りをしましょう。

週に1回くらいが、継続しやすい&忘れづらいです。

また、文字数もこのくらいが長すぎず短すぎずで、よきかなと。

内容は自由ですが、できたことから振り返ったほうが気持ちが前向きになるのでオススメです。

以下、筆者の振り返り方を参考で載せておきます。

  1. 点数を付ける(例:100点満点中70点)

  2. 得点できたことから振り返る(例:70点部分。リリース成功。)

  3. 得点できなかったことを振り返る(例:30点部分。プレゼン失敗。)

あなたの継続しやすい型にカスタマイズして、振り返りを習慣化しましょう。

おわりっ!!

最後までお読みいただきありがとうございました!この記事いいなと感じてくださいましたら「スキ」と「フォロー」もぜひお願いいたします!