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夢日記840 ~ 我が国のルール ~

 父や妹といっしょにテーブルを囲んで夕食を食べている最中、父が私の仕事の状況を気にするようなことを言い始めた。父は、私がそれほどの年収ではないことを知っていたようで、私の将来を不安に思っているらしかった。
 私は初め、父の言うことを気にしていなかった。しかし、父が言うには、あと10年ほどすれば、私はいま払っている社会保険料や税に加えて、毎年100万円ほどを国に納めなければならないらしい。私は、今の日本にそのようなルールがあると知らなかったので、非常に驚いた。当然、毎年100万円ほどを支払うとなると、私の生活は苦しくなると思われ、私は困り果てた。
 このタイミングで、父は散歩にいくと言い出し、私と妹も同行することにした。家を出る前に、私は用を足そうと思い、トイレに入った。なぜか、我が家のトイレは、家族や家にいる客たちから用を足しているようすが丸見えになるような、異常な構造になっていた。しかも、便器が床から1.5mほどの高さにあったので、まともに用を足すことができなかった。私は、このような意味不明な状況に陥りながら、「おそらく、この後の散歩もロクなことにならないだろう」と想像して、残念な気持ちになった。
                            < 完 >

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