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大町北高跡地の活用策、敷地全体は3.5㌶

老朽化が進む市営住宅を計画的に用途廃止して新たな住宅に誘導するため、現在、市では大原2号団地と借馬団地の移転を促進しており、既に県に移管統合した上一団地に11世帯が移転を終えています。

市営住宅の新設は令和2年度から検討し、住宅1棟又は2棟で50戸を整備することとして、候補地を旧北高跡地に絞り込み、必要な面積約5,000平方㍍(0.5㌶)の譲渡を県に申し入れ、現在、実務的に詰めを進めています。

一方、県では残りの敷地全体の活用も考えてほしいとの意向で、現在、市で、検討を進めることにしています。

市では、県に格安の譲渡価格を要請し用地取得費の財源を検討するとともに、市街地に残されているまとまった貴重な用地であり、市の活性化に役立ち、多くの市民の皆さんが集う場になるよう、市民の知恵もお借りして詰めていくことにしています。

旧大町北高校は、明治45年、高等女学校として開校以来、一世紀以上、歴史と伝統を育み、平成28年3月惜しまれつつ幕を閉じましたが、地域に親しまれ、深く愛された旧北高は市民の様々な思い出の詰まった場所です。

昨年秋の北アルプス国際芸術祭では、アート作品の展示エリアとして久しぶりに門扉が開かれ、ここを巣立った多くの世代の皆さんが再び集い、当時を懐かしむ和やかな光景が見られました。

こうした皆さんが紡いできた歩みに思いを馳せ、その心情に心を止めながら、将来に残る有効な跡地利用を考える必要があります。

旧北高は、長い年月にわたり生徒たちの明るい声に包まれ、この地域を詠った早春賦が歌い継がれた学び舎です。

この場所が、かつてのように人が集うにぎやかな場所になってほしいものです。