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短期的な理想状態を定義することの大切さ

二週間に一回、コーチングを受けているのですが、翌週からやる施策を立てる際に、毎回理想状態について問われます。理想状態をイメージして、その理想状態に近づくためにどのような行動をするのかを考えなければ、適切な道を進むことができないからです。

この考え方は、自分が昔から大切にしている考え方で、過去にも似たような内容の記事を書いたことがあります(二年前に書いた僕の初noteです)。いくつか文を抜粋してみます。

「自分より上のレベルを知ること」は非常に重要なことであると僕は考える。常に最高を探し続けること。この努力を怠ってはいけない。
最高を知っていれば、自分の能力とそことの差分がわかる。差分がわかれば、それを埋めるための対策を打つことができる。対策を実行すれば、自分はまた一つ上のステップに進むことができる。こうやって人は成長するのだと思う。
言うまでもないが、自分より上の存在を知らない人間は、差分すら知ることができない。その結果、努力をしたとしても誤った方向に進むことになったり、もしくは自分が一番と思い込み、努力すらしなくなる。最高は探し続けなければいけないのだ。

上記まさに書いている通りで、自分が目指す状態を知ること、またはその領域の最高を知ることによって、自分が目指すべき像が明らかになり、そこに対して自分がどういう風に向かっていけばいいかがわかります。

過去を振り返ってみると、浪人時代にまず最初にしたことは、志望校に赴いて構内を歩き、自分が大学に通っているイメージを持つことでした。また、シリコンバレーに行った理由も、ソフトウェア業界の最先端で働いている人たちを知りたいというものでした。

もともと今回渡航した目的は、「IT業界で世界最高と言われる場所で働く人たちを知りたい」という漠然としたものでした。もともと自分の中に、どこまでも這い上がってやりたいというクレイジーな感情があり、世界最高レベルを知っていれば、自分の今の立ち位置とかもわかるんじゃないかなと。
「最高基準」が自分の中にある状態とそうでない状態とでは考える幅もやれることの幅も違ってくると思うのです。

理想状態を知る時には、時には大きなアクションも必要です。しかし、その見返りは大きく、人生を生きる際の指針を手に入れることができると思います。僕自身も時折大きなアクションをすることで、人生の指針を少しずつ得ることができています。

短期的な目標を立てる際も理想状態を描くことから

長期的な目標を立てる時、上記のように理想状態を描くことが重要になりますが、それは短期的な目標を立てる時も同じです。

数年後の自分の理想の姿、三ヶ月後の自分の理想の姿、一週間後の自分の理想の姿、明日の自分の理想の姿。

なかなか意識しづらいことではありますが、一瞬一瞬、自分の理想状態を追求するためには上記を意識しないといけません、

スティーブ・ジョブスも以下のような名言を残しています。

私は毎朝、鏡に向かって『もし今日が自分の最後の日だとすれば、今日しようと思っていることが、本当にしたいことだろうか?』と自問するようにしている。もしその答えが「ノー」だという日が何日も何日も続くようであれば、何かを変える必要があると思うわけだ。

自分に本当にしたいことがあるのか、その本当にしたいことをした結果、自分がどのように変化するのか。理想状態に近づくのか。

最近は朝にゼロ秒思考と称して、「今日のありたい自分」の定義するようにしています。短期なスパンで考えていけるように、努力していきたいです。

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