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本気度の話

二十代のうちに、「自分の人生を燃やし尽くすに値する何か」を見つけることが目標の一つにある。

これは自分の周りに起業家の人が多く、その人たちが目を輝かせながら自分の好きなこと、人生を全てかけても悔いがないような物事に取り組んでいる姿をみてきたが故に、生まれた目標である。

自分の全てをかけてもいいような何かに没頭している姿は美しいし、自分もそのように命を燃やしたいと考えている。

しかし、上記のような何かを見つけている人は世界中にどれくらいいるのだろうか。自分は未だ見つけられる気配はない。

特に、仕事に関して、これに命をかけたいと思うものは存在していないし、世の中への貢献という意味での熱い想いも持ってはいない(仕事は仕事で自分自身の成長のため、会社への貢献のためである程度の熱意は持って行っている。)。

先日、会社で先輩社員と話していた時に「本気度の話」になった。その社員の方は、起業を理由にもうじき会社を退職するのだが、その決断をした瞬間に本気度が変わったらしい。成功のために取りうる手段は何でもするようなテンションになったと。これこそ人生で全てをかけても悔いがないような何かであり、本気度のスイッチだなと思った。

結局、「本気度」を最大に高める方法は、そうせざるを得ない状況に自分を追い込むことなんだろうなと思う。

ただ、金銭面等の理由で今その生き方をするのは無理があるし(このマインドをどこかで消し去らなければいけない)、そもそも、そうまでしてやりたいことが今は存在していない(やりたいことはあるが粒度感が荒い)。つまり今は準備期間なのかなと。

準備期間にすることは「命をかけたいことを見つけること」と「それが見つかった時に行動できる状態を整えておくこと」かなと思う。

一つ目に関しては、会社だけでなく他社の人間、海外の人間と関わりを持って自分の影響を受ける範囲を広げておくこと。その中で気になったことは深掘りしてみること。二つ目に関しては、自分の市場価値を上げること、その結果、やりたいことをやるのに十分な潤沢な資金を手に入れていることなのかなと。

ある程度目的思考で、かつ意図的に盲目的に生きて、目の前のことに集中することの両立が大事だな思う。また明日から仕事頑張ります。

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