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一休さん誕生のお寺 - 地蔵院

西芳寺(苔寺)を訪ねたとき、予約していた参拝時間より早めに到着。

近くのお食事所でお蕎麦を頂き、それでも参拝予定時間までにはまだ時間が。

お店の方に近くのお勧めの場所を、教えてもらいました。

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竹林が美しいので、竹の寺とも言われる地蔵院。

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このお寺は、あの有名な一休さんが幼少期を過ごされたお寺。

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一休さんは、室町時代、1394年旧暦1月1日生まれ。

ご幼名は千菊丸。

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後小松天皇の子を身籠ったお母さん。

妬む人たちから、ご自分の身と生まれてくる子の安全のため、御所をあとに。

地蔵院創設した細川頼之公の奥方の縁を頼って、地蔵院へ。

地蔵院に隠れ住んでいたお母さんは、近くの民家で皇子をご出産(寺の中での出産は、遠慮されたのだそう)。

その皇子が千菊丸。のちの一休禅師。

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千菊丸はわずか6歳で出家。安国寺へ移り本格的な修行を開始。

一休さんが、お母さんとともに暮らし、お母さんに甘えられたのは地蔵院で過ごした時代だけ。

本当に短い期間。

でも一休さんにとって、きっと一生忘れられない大切な思い出だったのではないでしょうか

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竹林が素敵なこじんまりとして静かな佇まいのお寺。

地元の方に教えていただかなければ、ここが一休さんゆかりのお寺だとは、私はずっと知らないままだったかも。

旅には時々予期しない嬉しい出会いや、発見がおとずれますよよね💖

 


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