僕の性自認について 2 雲矢 潮(Ushio Kumoya) 2024年4月2日 23:52 Twitterでの投稿を貼るだけ。結局、性自認ってずばり何やねん。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 勉強してないからよく分からないんだけど、性自認の議論が現行のジェンダー論から医学の領域に移っているのであれば、僕が性自認について議論できることはあまりなくて、医学的議論を前提として扱わなきゃいけないんだよね。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 30, 2024 これはりせすけさんに引用していただいたもの。性自認、性同一性、ジェンダーアイデンティティはどれも同じ意味であり、元から精神医学用語。 https://t.co/J4h5QqFHQA— りせすけ(サタンかもしれない)♡꙳★*゚🏳️🌈🏳️⚧️ (@risesuke7) March 30, 2024 性自認(性同一性/ジェンダーアイデンティティ)は1964年に登場した精神医学用語。ふむふむ。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 30, 2024 身体の性ではなく性自認を肯定するのは機械論的であり身体性の否定だ、という批判は成り立つような気がするけど、そもそも性を心身二元論で語れるのか、性自認は精神に属するのか、という問いに答えないといけない。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 30, 2024 精神医学は19世紀後半に学問領域として成立、現在はアメリカ精神医学会(APA)による『精神障害の診断と統計マニュアル』(DSM)がベースだと考えていいのかな。https://t.co/iNxw8uGRo3 https://t.co/S272syx92c— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 30, 2024 関係ないけど、やっぱりそうだよね。DSMって数十年前まで同性愛を病気として載せてた。「同性愛者は1974年5月まで、DSMに残った[29]。」「精神科医と同性愛権利活動家については、APAに対する同性愛権利活動家の明確な抗議が、サンフランシスコで大会が開かれた、1970年に始まった。」— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 それを以前聞いたことがあって、そりゃもちろん体系化された知識だからある程度は信頼するんだけど、無批判に従う気にはなれないんだよね・・・。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 「世界保健機関WHOは2019年、これまで「精神・行動・精神発達の障害」というカテゴリーの中の一つとしていた性同一性障害を、「性の健康に関する状態」というカテゴリーに移行し、名称も「性別不合」に変更しました。」https://t.co/PK1MS5Fn6Z— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 「またアメリカ精神医学会も2013年に「性同一性障害」という病名を「性別違和」に変更しています。」あ、性別違和ってさっきのアメリカ精神医学会の用語なのね(←不勉強)。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 「性自認(性同一性)の判定日常生活の状況などの聴取によって判断されます。聴取は本人の他、本人の同意の範囲内で家族や親しい人も対象とされることがあります。」精神分析ぽい?— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 「性同一性とは自分がどの性別集団に属しているのかについての帰属意識に関係する」https://t.co/nqgnmSxsIx— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 「その子どもが典型的な性役割と異なる行動」「ある程度の一貫性があり、固執して、数か月、または数年にわたってそうした行動をとる場合、その子の性同一性は出生時に割り当てられた性別とは一致していない可能性がある[44]。」— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 「世界保健機関(WHO)が死因や疾病の国際的な統計基準として公表している分類『疾病及び関連保健問題の国際統計分類(ICD)』の「ICD-11」では、出生時に割り当てられた性別と自分が認識する性同一性が一致しないことは「性別不合(gender incongruence)」という呼称で定義される」— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 「自身の身体の性別を認識しながらも、自身の性同一性が一致しない人々もいる。そのなかで著しい苦痛を感じる状態を医学的に性同一性障害と呼んできた歴史がある。」https://t.co/L78N9yakJnこの「著しい苦痛」って具体的にはどういうものなのだろう? 僕の苦痛とは別物?— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 帰属意識・・・? https://t.co/qWi4FFhMwR— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 ついでに。間違っても「トランスヘイターヘイター」にはなるまいと思うのです。絶対に罵倒して同じ次元に立つような真似はしてやらない。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 結局ネットで調べるだけでは「(ドンッ)性自認とはこれこれこういうもので」というものは見つからないのね。ちゃんとそういう本を読まないと。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 これは補足。宇野さんが『実験の民主主義』で「左派はコレクトネス(、右派は融通無碍)」って言ってて、確かに左派は「(思想的)正しさ」を追求する傾向があるけど、同時にアンチテーゼとして「連帯」がある。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 26, 2024 精神分析ぽく言うと、性自認は無意識の領域に属するのかな? 分からん。 https://t.co/VGxGYGsp21— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 このpostへの反応。自由意思が存在しないとするなら無意識の領域といえるけど自由意思があるとするなら意思(自己決定)の領域も大きいですね或いはトランスジェンダーは性自認とは無関係にジェンダーを選択出来るとも言える pic.twitter.com/777NZhLVwJ— 不良品ちゃん (@FeHcsGyOmA36840) March 31, 2024 胎内での脳の性分化により脳内に生じるものと考えられているようです。https://t.co/nIc6Anfwku pic.twitter.com/1P9eWeSASd— 小阪淳 (@KOSAKA_Jun) April 1, 2024 今のところは参考までに。 https://t.co/bimRgBXK7P— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 「男性を自認するトランス女性」→「男性を自認する」「トランス女性」とはそれぞれ定義上何かと問う必要がありそうです。現行の議論だと、どちらも性自認に帰着した上で矛盾するので。あるいは定義の話ではなく、その人個人のスタンスとしてなのでしょうか。 https://t.co/lMF4S0QgRy— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 一応言うのですが、これは僕の性自認をめぐる議論であって、他の当事者さんがどうこうと述べるものではないです。あくまでも、僕は何者かという問いを性自認から掘り下げるだけ。僕にとって大事なことだから。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 性自認の概念は実際的なレベルで、精神分析と実存主義の対立を内包しているのではないか?— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) March 31, 2024 これわかる。 https://t.co/nX96knaRtE— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 1, 2024 こっから一連の流れ。自分の性自認について考えながら勉強してて、前に行ったように死にたくなった。性別違和(だと思っているもの)の苦しみだけじゃなくて、それが性別違和ではないかもしれない単なる「憧れ」、ただの「コンプレックス」かもしれない苦痛。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 ちょっと連投してこうかな。今考えてること(今日考えたこと)。ちょっと記憶が曖昧だから、思い出せる限りで。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 精神医学は哲学ではないから、僕は哲学の立場からは精神医学についてメタなことしか語れないんだよね。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 でね、失礼だけど、精神医学って「治療」ありきじゃないかなって。性自認の概念もそうだけど、ある問題を「なんとかする」のが第一の目的であって、精神における真理を探究する学問ではないんだよね。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 まじで記憶ないから、結論から言おうね。ジェンダーのこと、性自認のこと、既存の議論から自分の在り方を規定するのは無理がある。で、僕は今の自分の身体(の実存)に固執する気はなくて、まず第一に"Virtual Being"として在ろうと思うんです。 https://t.co/ydle2QHt8k— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 そだそだ、気づいたんですよ。ちょっとメタな話。僕は自由意志の信奉者なんだなって。よければ説明に付き合ってください↓— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 自由意志を信じるとは、つまり「無意識のことは全て意識の俎上に載せられうる」「内在する構造は全て明らかにして自覚されうる」これは何によってかと言うと、知性によって。つまり根っこには、知性への信頼がある。これは結構しっくりきた。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 確かに僕は知性を信頼していて、人間の属性を全て仮定に置いてどうなるか、という思考(つまり他者である想像)において十分な能力を発揮すると考えているんだよね。この信頼がないと僕の考えは成り立たないんだけど。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 性自認とはただ一つこれと定まっている点ではなくて、人間の中におぼろげながら見出すことのできる概念なんじゃないかな。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 性自認には3つの要素があると思う。・決定要因・性自認そのもの・表出決定要因は、既存のいろいろな領域の議論から、とりあえず生得的・後天的なものが組み合わさっている。性自認そのものは現在、表出から帰納的に明らかにされると言っていいと思う。https://t.co/eEPx9do0eJ— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 今持ってる知識だと、こんな感じ。https://t.co/N922ByCfxB— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 (固定的な人間集団としての)「民族」の存在を本質的に否定している以上、僕が(固定的な人間集団としての)「ジェンダー集団」の存在を本質的に否定するのを躊躇う理由はないんだよね。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 僕個人について言えば、民族的アイデンティティを廃棄しているので、ジェンダー上のアイデンティティ(≠ジェンダーアイデンティティ)を廃棄してもかまわんわけで。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 つまり僕の性自認がなんであろうと、特定のジェンダー集団への帰属意識はなくていい。 https://t.co/V0BAKRNue0— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 というわけで、これは奇妙だ。https://t.co/y8gSBX2Vpq— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 で、ここに戻ってくる。性自認を尊重するというのには、もちろん連帯する。けど僕の性自認がどうかは、知らん。僕はもはや物理現実のみに身を置く存在じゃないし、身体の性にも性自認にも従う必要はない。あえて言うと、これぞ実存主義であろうと。 https://t.co/wwerQM8fr1— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 一応言うと、ジェンダー集団への帰属意識という面では、僕は「男性」であると言ったほうがいい。性自認と身体の性が一致していない苦痛、ではなく、性自認と置かれた環境が一致していなかった気まずさに由来する何物か、と言ったほうがぴったり。ただじゃあこの苦痛は何というのは変わらない問い。— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 あ、もちろん性的指向からして性的マイノリティ当事者であることに変わりないから、今後も微力ながら連帯していくよ。#トランス差別に反対します— 雲矢 潮 (@ushio_kumoya) April 2, 2024 で、終わり。 ダウンロード copy #ジェンダー #トランスジェンダー #性自認 #性同一性 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 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