りんさんコラボ

note毒舌交換日記☆おカネの話:うしらく編

こんにちは、うしらくです!

りんりんとスタートしている交換日記、前回のお題は『仕事について』でした。

いや~、りんりんの熱気がすごかった!激アツや!
わたしも、りんりんと重なる部分が多いんだよね。専門高校を卒業してそのまま就職したとことか、仕事がオワコンだったこととか。

目が濁ったオッサンまみれの社員旅行も飲み会も、さっさと爆発しろって思ってたから(笑)。

さて、今回のお題は更に踏み込んだものにするよ。


お題『おカネ』


どうかな?
めっちゃヒートアップしそうじゃない??

とりあえず、わたしのターンではかなりヘビーなやつ書いてく(笑)。
お金がなくても幸せに生きていける♪」と思ってる人爆発しろって内容かな。


■うしらくのターン!確変!

わたしは5年くらい前まで、ホームレス支援に携わる仕事をしてました。

仕事内容は多岐にわたるんだけど、メインでやってたのは路上生活してる人の相談にのること、役所や病院と連携して支援活動をすること、深夜にパトロールをしてテントで暮らしている人たちへ物資を届けること。

結構ハードな仕事だったけど、やりがいはあった。これまで壮絶な人生を送ってきた人たちが社会復帰していくシーンを見るとホッしたね。

その支援業務のなかで一番インパクトがあった話を今回書いてみるよ。
(これから書いてく内容は、実話をもとにフィクション要素を加えてます)。

わたしが支援に携わったヨナさん(仮名:70代の男性)と出会ったのは、真夏の病院の救急外来。病院から当時の職場に電話があって駆けつけたという流れでヨナさんと対面したよ。

まず驚いたのは、ベッドの上で寝てるヨナさんが「ガリガリ」だったこと。骨と皮しかないという表現しか出来ない体格だった。健康時の体重から20kgくらい下回っていたんじゃないかな。それくらい衰弱していた。

それからヨナさんの聞き取りをした。これまでどうやって生きてきて、そしてなぜ今の状態に至ったのかを。

ヨナさんには身寄りがなく、家もなかった。
これまでは車内泊をしながら生活してきたけど、ガソリンを買うお金が底をつき、炎天下の中クーラーもつけずに車内で熱中症にかかり、徐々に衰弱していったとのこと。ガソリンを買うお金も、食べものをお金も持ってないわけでどうしようもない状態だった。

ショッピングモールの敷地内で車内泊をしていたヨナさんは、途中何度も周りの人たちに助けを求めたけど、全く見向きもされなかったと言っていた。
その後、車内泊で衰弱状態になり、巡回警備員が救急車を呼んで病院に搬送され、わたしの職場に連絡がきたので、こうしてヨナさんと対面することになったというのが一連の流れになるね。

そして、このとき強く思ったよ。


・お金があったらヨナさんは危篤な状態にならなかったのでは?

・お金があったらそもそも車内泊をしていなかったのでは?

・お金がなくても生きていける?嘘でしょ?


あの光景を目の当たりにし、ヨナさんのかすれた声を聞いて、それでもなお「お金がなくても幸せに生きていける♪」っていう人がいるのかな。いたとしたら、その人はホンモノだ。

でもね、お金がなかったら人は死にかけるんだよ。いや、少なくともお金があれば救われた命はたくさんあったはずだ。他のケースでも、食うに困って衰弱死してしまった案件もあるので…。


その後、ヨナさんは無事に体調を回復して今では元気に暮らしてるよ。生きててくれて、本当に良かったなぁ!


========


さてさて、今週の交換日記には特別ゲストとしてキャベツ坊やさんをお招きしています!なので、リレー順としては、、、

うしらく→キャベツ坊やさん→りんりん

の流れになります。
2人とも『おカネ』について、どう考えてるのかな。パンチが効いた記事がくる予感がしてます(笑)。

それでは、キャベツ坊やさんにバトンタッチ!


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