清水 雄介

94年生まれ。渋谷でメンタルケアと障がい者支援。今の興味はコミュニティデザイン、人の個…

清水 雄介

94年生まれ。渋谷でメンタルケアと障がい者支援。今の興味はコミュニティデザイン、人の個性、ダイバーシティ。INFP型。瑞々しい文章を書きたい。

最近の記事

新卒のミッションステートメント - 私は、希望を灯火にして前に進む。

私は、希望を灯火にして前に進む。 1. 誰しもが違った経験をする。だから同じ人生観を持つ人はどこにもいない。その人生の一つひとつを、私は尊重する。 2. 物事に意味はなく、ただただ変化していく。その世界で私は生きる。意味のない世界で、それでも好奇心と探求心を持って私は進み続ける。 3. みな違った人生の中で、それでも人々が集い、同じ方向に向かって歩めることは私にとっての希望だ。そのために前を向き、孤独と無力に傷ついた者に寄り添い、前を向いて奮う者と道を拓く。 4. 私

    • 無欲は美徳か? ――無欲だった少年は、大人になった時に何を思うか

      「この中に欲のない方はいらっしゃいませんか。」 僕は必要だなと思ったものにポンとお金を出してしまう習性がある。 過密にバイトをして1ヵ月間で貯めた20万円を、 翌月パッとパソコンを買って使い切った時に友人に驚かれた。 ただこの習性、僕は割と説明がつく気がしている。 なぜかというと。 🖊️ 🖊️ 🖊️ 自慢にもならないが、僕は欲がないほうだ。 欲が深いことの反対はなんと言うのだろう。欲が浅いとでも言うのだろうか。 控えめなエピソードを打ち明けると、 まず食欲があんまりな

      • 「学生のくせに」なんて言葉に負けるな

        ちょっと前のツイートですが。 大学生になって、言われてキツかった言葉が「学生のくせに」ってやつだったんですね。 なんというかこう…そもそも他人に言われるまでもなく、自分で自問自答しちゃいませんか? 今やってることって学生レベルって言われて笑われちゃうやつなのかなあ、とか。 だから、自分でも疑っていることを他人から言われたらもうトドメというか、図星というか。 「学生だから、こんなものだよね」 「学生なのに、すごいね」 そういう評価、別にどっちも欲しかったものじゃないや…

        • 他者貢献ってたのしい。(誰かの力になることに臆していた頃の自分へ)

          他人を支えたり力になったりといった行動は、最近のご時世だと否定されることもある。 なんと言っても今は「個」の時代らしい。 自分の好きなことをして生きていく、そういう生き方にみんなが憧れる世の中。 他人を"たてる"タイプだった自分が、「もっと自分本位になんなよ」とアドバイスされるようになったのもここ数年な気がする。 人間の適応力ってすごいもので、自分も自分本位に生きているっぽく生活するようになった、気がする。 ("誰かのため"っていうよりは、ただ自分がやりたいからやってる、

        新卒のミッションステートメント - 私は、希望を灯火にして前に進む。

          "共感をつくるコンセプト設計"には壁がある

          モノが満ちて、安く手に入れられるようになってしまったこの世の中で、単なる「便利なもの」「効率化してくれるもの」はすぐに真似され、他のものに紛れていってしまうという話がある。 これに対応する形で重用されてきたのが、コンセプト重視、ストーリーを持ったプロダクトづくりだと思う。 つまりは、簡単には真似されないようなバックグラウンドのストーリーやコンセプトを打ち立て、ターゲットの共感を得るというやり方だ。 コンセプトを作り、そこから企画を生み出す、もしくは既存のサービスや企画と絡

          "共感をつくるコンセプト設計"には壁がある

          自信を持ってポエミーな文章を書こう(メモ)

          「なんかポエムみたいだね」 文章を評して、このように言う人がいたとき、それは称賛だろうか、侮蔑だろうか。 僕はずっと侮蔑だと思っていた。その考えが改まったのは、この動画を見てからだ。 少し長い動画だが、忙しければ最初の3分間、彼女が詩を語るシーンだけを聞いてほしい。 この動画で、自分は詩が本当はポジティブで、人を動かし、人を変え得るものだと知った。彼女は言う。 クールに見せるためのルール第1番は動じないことです。 何事にも恐れず 感心せず 興奮しないかのように 見せると

          自信を持ってポエミーな文章を書こう(メモ)

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          夏が来たと気づかせてくれた空の写真9選

          夏が来たと気づかせてくれた空の写真9選

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          なぜ、あなたに息をしていてほしいのか

          ”気づくと息をしていた” 生きることの最小単位は、息をすることだ。 小さなころ、自分が息をしていることを一度意識しだすとずっと気になってしまう時期があった。 一回気にしだすと、不思議なことに、 しばらく吸って吐いてを自分で意識しながらコントロールしなければならない。 (試しに一回、吸って、吐いてを意識してやってみてほしい。 しばらく気になっちゃって呼吸に集中しちゃうから。 …と思って父にやってみてもらったら、全然通用しなくて、これは万人が共有する感覚ではないことを知った。

          なぜ、あなたに息をしていてほしいのか

          父の日に、自分の大学生活を伝えたときのこと

          ちょうど1か月前の6月17日、父の日。 何をしようかと思案して、「家の外での自分」について伝えようと思い立った。 具体的には、休学を許してくれた父親に、去年1年間の休学の報告をした。 (休学を大学生活と言うのかというとNoかもしれない。だとしたらいきなりタイトルと食い違うが許してほしい) 晩御飯のあとに、引き続きお酒を飲もうとしていた父を捕まえた。 プレゼントを準備せえや、なんで報告やねん、というようなことを父には言われたが、おとなしく聞いてもらう。 その場にいた母親と祖父

          父の日に、自分の大学生活を伝えたときのこと

          自分がないと始まらない、他人がないと続かない

          この前ふと思ったことである。 世の中には自分でプロジェクトを始めたり、起業しようという人たちがいる。 そんなにすごいことじゃなくてもいい。ブログを始めたり、小さく創作を始めたり、趣味を始めたり、でも良い。 彼らは、自分の創り上げたい世界観や、プロダクトや、変化をはっきり持っている。 ただ、自分発で何かを始める力を存分に持っている一方で、あまり継続せずすぐやめてしまう人もいる。 色々なものに手を付けたけれど、結局続かずにやめてしまう。 何かを続けるために大事なことの一つに

          自分がないと始まらない、他人がないと続かない

          ありがとうはすみませんの代わりではなかった話

          自己肯定感が低くて、他人に迷惑ばっかりかけている気がして、すみませんと言ってしまう癖が付いた。 すみません、だと相手が喜んでくれないことに気付いて、ありがとうと言い換えるようにした。 これはそういう、感謝を言う度に申し訳なさが滲んでしまう人のための文章です。(つまり僕のことですね) 僕は去年、プロジェクト立ち上げを支援するプログラムの企画と、運営をしていました。 プロジェクトでも有志団体でも、起業でも複業でも良いから、自分がずっとやりたいと思いながら後回しにしていたことを"

          ありがとうはすみませんの代わりではなかった話

          若いうちに若い文章を書き残そう

          ひとりの人が何を考えているのかを別の人が知ることは、 それだけで価値を生むと自分は思います。 イマドキの女の子はこんなこと考えてるんだなとか、 20歳も上のおじさんの言葉にも自分は共感できるんだなとか、 巡り巡る発見や新しいインスピレーションや、アイデアの種になるからです。 先日、所属組織の運営がうまくいかなくて自分が悩んでいた頃に書いた、1年前の日記のような文章をメモ帳から発掘しました。 不安や失敗が綴られていて、すんごく悩ましげな印象を受ける一方で、未知のことや割り切れ

          若いうちに若い文章を書き残そう