そもそもさ、テーマがざっくりしすぎてるよね。デモと言っても何を訴えているデモなのかってこともあるし、どれくらいの規模のデモなのかってこともある。デモ＝リベラルの専売特許みたいなイメージがあるけど、在特会みたいな連中だってデモはやってるわけですよ。「デモで社会は変わる」が真ならば、リベラル系デモと在特会デモはお互い正反対の方向に社会を変えようとしているわけで、両者を満足させるためには社会が２つ必要になってしまう。

その上で指摘しておかなければならないのは、官邸前、あるいは国会議事堂前に集まって「アベヤメロ！」と絶叫している人たちは、まず根本的に、世論に背を向けたデモ活動をしているわけですよ。だって安倍政権は長年それなりに高い支持を集めてきており、選挙も連戦連勝状態なのですから。

アベプラさん、こんどは「世論の後押しがまったくないデモによって社会を変えることができるか？」というテーマで議論されてみてはいかがでしょうかね。まあ議論するまでもなく答えは分かってますけどね（笑）。

海外を見ても、社会を変えることに成功したデモってのは、世論の後押しがあるデモなんですよ。フィリピンのエドゥサ革命しかり、台湾のひまわり学生運動しかり、韓国のロウソク革命もそうでしょうか。

当たり前の話ですよね？なんで左翼ってこんな単純なことも理解できないの？

「デモで社会は変わるのか？」もちろん、変わる可能性はゼロではないです。ただし、世論の後押しがないデモで社会を変えようったってそれは無理ですよ。

あ、ちなみに動画のリンクは貼ってますけど動画の中身は今回はほとんど見てません。