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社会民主党、「猿馬見れんだろ大会」を開催。

 社民党は14日、都内で猿馬見れんだろ大会を開き、一部の議員や地方組織が立憲民主党に合流することを容認する議決案を、賛成多数で可決した。国会議員4人のうち3人は立憲との合流に前向きで、地方組織も含めて党は分裂することになる。

社民党を去る(猿)人と、社民党に未練(見れん)がましく残る人に分かれるようですね。

同大会では「キィー!キィー!」「ヒヒヒーン!」などといった怒号が飛び交ったようです(笑)

照屋氏は「先輩方がきずいた遺産をすべて食いつぶしたのはあなただ」と福島氏を批判した。

先輩方が築いた遺産って、何かありましたっけ?

もしかして、北朝鮮の拉致を「そんなことあるわけない」と言って否定し続けてきたことでしょうかね。諸先輩方が拉致疑惑(当時は「疑惑」止まりでした)を否定し続けてきたせいで、2002年の小泉訪朝で金正日が拉致を公式に認めた時に、社民党の信用が地の底にまで落ちて、さらに、辻元議員らの秘書給与問題も発覚して、社民党の唯一の取り柄だったクリーンなイメージすらも失ってしまい、それまでは2桁あった議席が一気に1桁まで落ち込んでしまったわけですが。まあ、「負の遺産」も遺産として認めるのであれば、それはそれで潔い態度だとは思います。

ですが、まだその当時は当選1回の新人議員だった福島瑞穂さんは、そんなガタガタのボロボロになってしまった社民党の党首を、あえて「火中の栗を拾う」形で、引き受けたんですよ。歴史と伝統のある社民党の党首を、当選1回の新人議員が引き受けたんですよ。物凄い重圧ですよね。

そして、それから数十年間、福島さんは事実上、社民党の1枚看板としてフル稼働し、福島さん以外の議員は、福島さんの人気と知名度にぶら下がって、かろうじて議員を続けられただけですよ。感謝こそすれど批判するのは筋違いなんじゃないでしょかね。

まあ、テルカンさんは沖縄社会大衆党という支持基盤があるので、福島さんがいなくても当選できたのかもしれませんが、それはあんただけだよ。

もちろん、福島さんがいくら頑張っていたとは言っても、だからと言って福島さんの業績を手放しで褒め称えることはできません。特に致命的なのは2010年の尖閣諸島付近での中国漁船衝突事件。当時、映像は非公開とされましたが、国会議員だけは映像を見ることが許されました。そして、福島さんはその映像を見て、このようにコメントしました。

「車が道路でちょっとコツンとぶつかるような、あてて逃げるという映像だ。」

しかし、その後、sengoku38を名乗る海上保安官の一色正春さんがYouTubeにその動画を流出させたことによって、福島さんの証言が全くの大嘘であったことが白日の下にさらされてしまいました。

さらに追い打ちをかけたのが2014年の朝日新聞が、かつての慰安婦報道を撤回し謝罪したことです。元々、福島瑞穂さんは国会議員になる前は元慰安婦たちの代理人をされておられたのですが、この謝罪の後、慰安婦問題について一切なにも語らなくなってしまいました。

まあ、割れ鍋に綴じ蓋と言いますか、社民党のような腐った政党には、福島さんのような性根の腐った嘘つき党首がお似合いだったわけです。

福島さんの次の改選は2022年ですが、もう次はさすがに当選することは難しいと思います。前回の社民党の比例得票数が100万票ちょっとで、N国党よりも少し多い程度でしたから、それが半減するとなるともう絶望的ですよね。もしもウルトラCがあるとしたら、れいわ新選組との合併、あるいは統一名簿での出馬でしょうか。ただし山本太郎氏も左派のイメージを嫌って路線変更を模索しているような気がするので、果たして話がまとまるかどうか。

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