俺ドラクエ 第1話

二十代後半、人生初のパーティを組み、ラスボス退治へ向かうつもりだったものの、お城を出てすぐの魔物につまづき、パーティ解消の自体
になった。
パーティ解消したくとも、お互いの意見が噛み合うことなく、何年もの歳月がかかり、もはやラスボスだってどうなってるのかわからない。
そして俺はラスボスを倒すことを諦めようと考えてた矢先、新たなパーティとなるべくパートナーを見つけた。
重い腰を上げ、ルイーダの店に行き、それなりのゴールドを支払いパーティを、解消。
それから間もなくして新たなパーティを組み、いざラスボスだと意気込んでいた。もういつでもラスボスは退治できるものと思っていた。
しかし、その新たなパートナーこそ、それを阻む中ボスだった。
それがわかってしまった以上、パーティを解消するしかないのだが、俺はその中ボスの事が諦めきれなかった。中ボスである前に自分のパーティになってしまっているのだから。
いつまで頑張れるかはわからない。
中ボス連れてのラスボス退治なんて前代未聞だ。
一時はレベルマックスかと思っていた時期もあったが、さらなるレベル上げに挑むため、経験値を再び積み上げることにしたのだ。

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