Yusuke Asada

音楽プロデューサー/作・編曲家 (有)エニシング・ゴーズ代表 JSPA(日本シンセサイ…

Yusuke Asada

音楽プロデューサー/作・編曲家 (有)エニシング・ゴーズ代表 JSPA(日本シンセサイザープロフェッショナルアーツ)理事

最近の記事

趣味作曲のすすめ

音楽のちから 音楽を聴くことが脳に良いというのは数々の記事で目にします。 僕が実際観た映画「パーソナルソング」では認知症やアルツハイマーの患者が若い頃に思い入れのあった音楽を聴くことで、症状が劇的に改善する感動的なシーンがあり、音楽に携わる一個人として感慨深い想いになったことがあります。 認知機能が低下し感情の起伏がなくなったり、会話でのコミュニケーションがなくなってしまった人が、音楽を聴くことで記憶や感情を取り戻すというのは非常に興味深い現象で、機能回復のトリガーとして

    • 音楽生成AIは音楽家を殺すか?

      音楽生成AI の脅威?! 結論から先に言うと殺されることはないでしょう。 ただし制作のプロセスや必要になるスキル、創作へのマインドセットは大きく変わるでしょう。 昨今suno.aiやudioなどの音楽生成AIが話題になり、僕自身も遊んだりしていますが、それまで特殊技能であった音楽制作が誰でもプロンプトで作ることができるようになり、相対的に音楽を作る・作れることへの価値が低下するのではないか?という論旨の議論がされています。 そういう気持ちになってしまうことは理解できるの

      • 「プロジェクト・ヘイル・メアリー」への偏愛

        読書という業 そもそも子供の頃から読書中毒なのだか、その理由はあきらかに父親のせい。 学校から帰ってトイレを開けると父が本読みながら用を足しててビビったり、風呂に本を持ち込んで入浴してたり。 おかげですっかりトイレとお風呂は読書スペースになった。 活字を見ていないと落ち着かず、以前ロスに1ヶ月間レコーディングで滞在したときは、車で移動が基本のロスでは追加の本が買えず、日本から持っていったサンレコという月刊誌を編集後記やお店の人のコメントまで読みつくす次第。 まったくもって

        • note始め〼

          反AIラッダイト運動!先日4月6・7日と作家ソンを実施しました。 ARSというプロ・アマチュアのクリエイターチームによるAIの勉強会のグループを山口哲一さんと立ち上げ、そのチームでヤマハのVX-βというAI技術を使った歌声生成の勉強会をやろうとなり、作家xハッカソン=作家ソンをやりました。 ARSとは? AI Resonance Society(AIに共鳴する集まり)の略なんですが、そもそもは僕がとあるAIに関するアンケートで、AIへの不満や不安しか選択肢になく、なんじ

        趣味作曲のすすめ