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ワインの産地で素人がワイン選び

シャブリはTripAdvisorでも4件しかホテルが出てこない小さな街ですが、ワインはそこらじゅうで売ってます。前に書いたとおり、国鉄のストライキの影響で予定を切り上げて早めにシャブリの街を離れなければいけなかったのですが、じっくり選べました。

シャブリは畑ごとにランクが別れていて、グラン・クリュ(特級)で40ユーロ前後、プルミエ・クリュ(一級)で20〜30ユーロ、普通のシャブリで10〜20ユーロぐらいが相場です。グラン・クリュとプルミエ・クリュを1本ずつ、シャブリを4本の計6本で150ユーロぐらいという予算設定にしました。

さらに日本に郵送してもらうのに6本で115ユーロ、つまり1本あたり2500円ぐらいかかってしまいます。それなりの覚悟が必要なワイン選びです。ということは、国内では簡単に入手できるワインだと、なんか損した感じがします。店に行く前に2人でエノテカなどのサイトをざっと見ておきました。

味もさることながら、思い出に残るワインであることも重要です。旅行中に飲んでおいしかったワインのラベルを撮影させてもらっていたので、それを店員さんに見てもらいながら選びました。グラン・クリュのワインはラベルに畑の名前まで書いてあります。

エノテカの「銘醸地めぐり」を読んでいると畑ごとの味の特徴が書かれているのですが、わかるようなわからないような。

https://www.enoteca.co.jp/item/list?_label=69

シャブリの街には、どの店にも地形がわかる地図があり、店員さんがどの畑に、どう日光があたるか立体的に説明してくれます。これを聞いてるだけでも楽しい。

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店員に見せたのラベルの写真に書かれた畑のワインは店にはなかったのですが、似たような斜面のワインを選んでくれました。

普通のシャブリは畑の名前まではわからないので、ほぼジャケ買いみたいな状態になりましたが、店の方が色々な味を楽しめるようアレンジしてくれました。

そういえば現地で雨で出かけられなくて暇な時間があったので楽天koboで「神の雫」を買って読みましたが3巻で「牡蠣と合うシャブリはどれか」というテーマがありました。家で飲むときに生牡蠣と合わせるつもりもなかったので、それほど参考にならなかったかな。

今後、ほかのワインの産地に行ったときのためにポイントを箇条書きにすると

①送料がかかるので日本で買えないような銘柄を選びたい。→エノテカでチェック

②思い出に残るワインを買っておきたい→旅先で飲んだワインのラベルを写真に残す

③神の雫も読んでおく

素人として準備できそうなことは、こんな感じかな。みなさんのワイン選びでは、いかがでしょう?

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