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無印本命プロジェクトの歴史を語ってみようか

僕は2021年10月配信の「令和の虎」に189人目の志願者として出演した。その時に『夢をかなえるもう』を出版し無印本命プロジェクトを再始動させたい!と宣言した。

この記事を書いている2022年12月7日現在、僕が出演した回のYouTubeの切り抜き動画が114万再生されているので、僕の知名度も出演前よりは上がっているはずだ。

視聴者の方や支援者の方に無印本命や無印本命プロジェクトについて語る機会は今後も出てくると思うので改めて無印本命プロジェクトについて語ってみようと思う。

無印本命プロジェクトは2008年10月20日に資本金50万円でスタートした。きっかけはSNS のmixiでマイミクだったAさんが「ある程度自由になるお金があるので、このお金を臼井さんの活動に使ってほしい」という申し出だった。

当時、僕はmixiで「スピード成功論実践会」というコミュニティを運営していた。また成功哲学が学べる教材として有名なナポレオンヒルプログラムの活用体験談コンテストで優秀賞を受賞し、販売元のエスエスアイの広告に何回か登場していた。有限会社の役員を辞任してから、それほどの時も経っていなかったし、何よりAさんはナポレオンヒルプログラムのユーザーだった。これらのことからAさんは僕を信頼してくれていた。

そういうわけで、僕にポーンと50万円を出してくれた。この時、僕は32才だった。僕が尊敬している道幸武久さんの『夢の叶え方』という本に「イエスキリストは32才で偉大なことをした」と書いてあったので僕も32才で何か成し遂げないといけないと思っていたのだ。

それで作家デビューした10月20日に無印本命プロジェクトという屋号で開業届を出し無印本命プロジェクトがスタートしたのだった。

無印本命とは今は無名で世間的には無印すなわちノーマークの存在だが、心の中では自分が本命すなわちNo.1だと思っている人のことで、そんな無印本命の人を応援するプロジェクトが無印本命プロジェクトだ。

残念ながら『無印本命 いつまでもザコと思うなよ』(ブログハウス)を出版して、しばらく経ってからAさんから「私はザコじゃない、ザコと言われるのも心外だ」というようなよくわからない理由で支援をやめたい申し出があり、出資して頂いた50万円の一部を返金する形でAさんはプロジェクトから外れることになった。

その後、僕は自己資金で『無印本命2 美女と野望』(V2ソリューション)、『無印本命3 人生は毎日がオーディション』(青山ライフ出版)を出版し細々と活動を続けてきたものの、特に目覚ましい結果を残すことはなかった。

このまま活動を続けても意味はないということで5年経った2013年に無印本命プロジェクトは特に告知することもなく一旦終了した。

2014年からは個人での活動に戻り、水を得た魚のように行動しまくった。ロフトプラスワンでイベントを開催したことも、今となってはよい思い出だ。あのホリエモンと同じ月に同じ場所でイベントを開催したのは我ながらアッパレだ。
他に与沢翼の一番弟子だった久積篤史が企画した「テラスハウス」のようなYouTube番組「ソーシャルハウス」に出演が決まり、一気に有名になることを期待したが、この番組が全くバズらず現実は1ミリも変わらなかった……。それどころかトークアプリ755で幻冬舎の見城徹社長と揉めてしまい、出版の仕事や人脈を失ってしまう空回り(涙)。
それでもメゲなかった僕は翌15年には「自宅でスターを輩出する」がコンセプトの宅スタというLIVE配信アプリでちょっとした人気者になったものの、そのアプリ自体が早々にサービスを終了してしまった……。

これで、心が折れてしまったわけではないが、その後はサラリーマンに戻り次のチャンスを虎視眈々と伺っていた。そう言えば西野亮廣エンタメ研究所に入ったのもこの時期だ。

そして、転機が訪れた。2020年の12月、西野亮廣さんの映画「えんとつ町のプペル」の公開が間近のためstand.fmという音声配信アプリが盛り上がっていた。
アプリ自体はその数ヶ月前にインストールしたものの、あまり積極的に使っていなかったのだが、いろいろな偶然が重なりこの時期はヘビーユーザーになっていた。 
その時に出会ったのが「カンボジアにプロ野球を作る」というでっかい夢を持った鶴田有哉さんだった。

鶴田さんについては下記リンク先のnoteを読んでください。

鶴田さんが『無印本命3』を読んで、「西野さんの本より『無印本命3』が刺さった」(臼井意訳、原文は『夢をかなえるもう』参照)と聞いて、無印本命という概念は令和になっても有効なのだなと再認識し、早速、年明けの2021年1月に無印本命オンラインサロンを作った。もちろん、鶴田さんもすぐ入ってくれた。

が、「令和の虎」でも言ったようにサロンに入る手段だった「しるし書店」が7月末を持って突然、サービス終了となってしまった。そこで苦肉の策としてnoteで『夢をかなえるもう』という文章を発表し、このnoteを全文公開した上で投げ銭として5000円払った人がサロンに入れるようにしたのだ。

それとほぼ同じ時期に「令和の虎」に志願者として応募した。応募からわずか2週間でプレゼンをすることになった。トントン拍子とはこのことで、一気に無印本命プロジェクトが再始動へと動いたのだった。その後もいろいろあったが、その一部始終は『夢をかなえるもう』に書いた。

下記リンク先の無印本命書店から購入の上、無印本命プロジェクトの支援者になって頂ければ幸いです。

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