第5回ディレクター講座の感想

今回は「コーディング、CMS設計」について、仕様を決める際の具体的な内容とエンジニアとのコミュニケーションについて講義していただきました。

「詳細」と「一覧」

「詳細」と「一覧」の構造を初めて知り、この2つを理解するだけでも今後WFを書く際や、仕様を決める際に活かせると感じました。
仕様を決めるということが、講義を聞くまでもっと難しいもので複雑なものだと思っており、自分がWF作成しながら仕様を作成していたことに初めて気づきました。

今まではWFを書く際に特に意識せず、参考サイトなどを見て、ただ要素を並べていただけだと気づきました。WFを作成した時に本当にこの構造で大丈夫かなと思うことがあり、理解していないまま作成していることが不安に繋がっているんだと感じました。
何事も一度で全て完璧にしようと思い込んで作成することがあるので、仕様作成やWFにおいても、もっとトライアンドエラーしたり、やりとりを繰り返しながら情報を正しく整理することを意識していきます。

「エンジニアとのコミュニケーション」

今までのエンジニアとのコミュニケーションを振り返ると、「ここを修正して下さい」などの一方的なコミュニケーションをしていると気づきました。
それはエンジニアにこう伝えればどんな実装もできると勘違いしていたからと、自分が理解できていない内容をそのまま相手に伝えてしまっているからだと思います。

例えば、自分が理解している内容で相手から「こうした方が良いんじゃない?」「このパターンの方がいいと思うけどどうかな?」と聞かれた時に、「いやここはこうした方がいいと思います。」など議論できるのですが、理解できてないことに対して、相手から「こうした方が良いんじゃない?」と言われた時に、思考停止してそのまま「わかりました。その仕様でお願いします」となり、そもそもが会話の中でアイデアを出すということを想定していないため一方的なコミュニケーションになっているんだと振り返ってみて感じました。

全講義を通して、今後成長していくために今の自分に重要なのは、
相手とのコミュニケーションをする上で、自分の考えを伝えること、議論や相談することにどうしてもためらっているなと感じており、そこを積極的に取り組んでいかないと成長できないと思います。

今までは一方通行のコミュニケーションばかりで、それはお客様からの要望や相手の意見を一度自分の中で咀嚼、理解しないまま流していた、つまりやりとり一つ一つに自分の意思がなく、言われたことをそのままやっていたんだと思います。
どこかでクライアントがこういっているから正しい、エンジニアがこういっているから正しいと思い込んでいたんだと思います。

そうではなくて、今の自分にはチームで議論する、相談して同じ目的に向かってコミュニケーションをとるという意識が必要で、「クライアントはこういっているけど、こっちの方が本来の目的にあっているんじゃないか?」など様々なことに「?」をもって考えることも意識して取り組んでいくと今までより成長できるなと思います。