母の日。80歳でひとり暮らす母に電話をしてみよう。
・ひろくなり狭くなりつつ神代よりたえせぬものは敷島の道 令和まで続いてきた道、敷島の道
言の葉のみちにこころのすすむ日は ひとりありでてもたのしかりけり (明治天皇37年) ひとりつむ言の葉の道がたのしいのは心が動くから。[こころのすすむ]私もそんな日々をでおくろう。
⚪️ささげたる歌によりてぞしられける 県(あがたの)の末(すえ)のひとのこころも (明治三十七年) 歌会始めで国民のこころに耳を傾けておられる。そして末の末のこころもきこうとされている。私も人の心の声を聴こう。聴く👂
かぎりなきものと聞くなる言の葉の道の高ねをいつか越ゆべき 三十八年 大好きなうた。人生の応援歌である。限りなきもの、それを越える日々を送っていきたい。
言葉のまことのみちをわけ入れば 昔の人にあふここちせり(明治38年) まことの道をわけてみれば、ことばのおくからその人の息づかいがきこえでくる。その人にふれる思いがする。言者のちからを通してしか昔の人の思いにであえないのかもしれない。胸中の温気でことばを溶かしていこう。
ひとりいてひと日こころをなぐさむはしづかに歌をよむ日なりけり 明治天皇御製39年 〜歌はなぐさみとしてあるのだなぁ しづかにひとり歌をよむ幸せ
明治天皇の卸歌 春雨 春さめの音ききながら文机の上にねぷりのもよほされつつ しづかなる春の雨夜を歌ひとつよまでふかすがをしくもあるかな 春さめのしづかなる夜になりにけりすずりとりよせ歌やよままし 春の夜 しづかな雨の音聴いているやわらかな調べです。しかしながら歌をよもうと改めて硯に向かわれる。こんな夜でも、歌ひとつを詠もうとされている。歌は生きることそのものなのかもしれない。
昨日は、成人してもう社会人になった息子が久しぶりに家にいたので、ホットプレートで特大餃子を作りました。 長男がひっくり返すと、みんなでウオーっと歓声が。
九州の母が毎年、6月6日になると電話をかけてくる。[紫陽花を飾りなさいね。病気をしないから]言われるままに、トイレの神様に、今年もどうぞよろしくお願いします。と飾っている。 今年は、母が80にして初めて入院。その後のリハビリを一人暮らしの中コツコツと頑張っている。 今年は、私から連絡した。[6月6日だよ、ちゃんと飾った?]今年は母の健康を切に祈りつつまた飾ろう。
○雲晴れて空に輝く満月に兎模様のくっきり浮かぶ 昨夜は、満月でした。満月をみながら久しぶりに、朝まで仕事をしていると、時間ごとに色々な顔を見せてくれました。東の方の柔らかな紅色、天頂の真っ白な輝き、真夜中、雲のかかったおぼろ月、 そして西の空近くに来た時、空の闇が最も濃くなり、月の輝きが増しました。あまり見たことのない、月面のクレーターの模様がくっきりと見えました。