うた

詩を書きます。

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最近の記事

【詩】迷うこと

迷えることは 迷う理由に悩んでも 自ら決めることができること 迷わない には叶わないけど 迷えないよりずっといい 自分で決められるだけ ずっといい

    • 【詩】私の夜空

      どこかで何かに躓いて 今までと今からが繋がらず 私が宙に浮いている 前にも行けず 後ろにも行けず 星空を見上げている こんなに広い夜空でも 私には 私の空しか見えないと 私は私でしかないのだと 春の星座が瞬いている 見失いそうになったなら また私の夜空を見上げればいい

      • 【詩】帰りのバス

        夜のバスの帰り道 見えない景色を眺めながら 時々目が合う私では 心は私に戻れない お疲れ様を言いたくて お疲れ様を言われたくて そんなありふれた言葉でも あなたでなければ意味がない

        • 【詩】昔と今

          比べることは 悪いことばかりを 目立たせる 昔の私と今の私 変わってしまったと 嘆くために 振り返るみたい 昔の私も今の私も 悪く変わるために 生きてるわけではないのに

        【詩】迷うこと

          【詩】居場所

          居場所から 消え去った心地よさを 残った私が夢に見る 立ち上がる勇気も無くて 座り続ける力も無くて 私が次第に薄らいでいく こんなものだと 馴染んだ頃には きっと私も消えている 居場所とはそういうもの

          【詩】居場所

          【詩】すれ違い

          その思いを 分かってあげるには まずその人を 大切に思うこと 私の気持ちを 理解してあげるには 私が 私を好きにならないと いつまでも すれ違う

          【詩】すれ違い

          【詩】大切なもの

          投げやりになってしまうのは 大切にしてるものがあるから 捨てることも出来なくて 思うようにも行かなくて 手離せれば楽なのに 出来なくて泣けてくる 分岐点 分かれ道 言えるのはいつも後からで 誰も今がそこだと 教えてはくれない 

          【詩】大切なもの

          【詩】夢ならば

          目が覚めて 見た夢を忘れるように あなたの事も忘れられたら いつまでも囚われて その分心が小さくなって あなたがいなくなって その分世界も小さくなって それでも今日も明日も続くのは 時間と私が揃ってないと 忘れることはできないから 夢のようで 夢ではなかったのだから

          【詩】夢ならば

          【詩】迷い道

          点滅する信号を 焦った心が渡っている 何を追い掛け 何に追われて 私が心に追い付けなくて 景色の声が聞こえなくて 渇いた無言の中で 息をする 心を追い掛け 気持ちに追われて 私が私を迷っている 赤信号を振り返る

          【詩】迷い道

          【詩】自分知らず

          強がりの 後ろに隠れる臆病が 見つけて欲しいと 寂しがる 心が寒いと 涙を流す そんな私を 知りたくないと 知らないふりをすることは 強がりなのか臆病なのか そんなことも分からない 私は私を何も知らない

          【詩】自分知らず

          【詩】別れ道

          違えてしまった あの場所で 見失った足跡の その先に目を凝らす ありもしない道のりの あったかもしれない錯覚が 忘れた夢のように 心に残る あの手を取っていたならと 道を間違えたとは 思わないけれど 時々別の空色が 無性に恋しくなって 振り返る

          【詩】別れ道

          【詩】涙の中

          落ちていく底に 溜まった涙 そっと沈んで 目を閉じる 誰かを思った涙なら 誰かの香りがするはずと そっと沈んで 目を閉じる このままでいたい まぼろしの中 涙が消えるその時までは 彷徨うままに あなたを巡る

          【詩】涙の中

          【詩】氷の心

          かじかむ手 縮まる身体 凍える心 寒さのせいにして やり過ごしても 硬い心が 時々解けて涙を流す 中途半端なやさしさは とても冷たく とても寂しい また固まる音が 静かに響く

          【詩】氷の心

          【詩】手

          つないだ手が あたたかいなら 一緒に楽しく 冷たいなら あたためて 濡れているなら なぐさめて ただそれだけなのに 繋げばそれでいいと 思っている 心はいつも 生きているんだよ

          【詩】手

          【詩】時には甘く

          私の 私を見る目が 緩んでいる こうしなければ の呪文が いつからか まぁいいか のつぶやきに 存外,心も軽くなったよう 緩急と言うけれど これが意外と難しい 人はみな不器用だから

          【詩】時には甘く

          【詩】誰かと私

          見なくなったのは きっと自分を 見たくないから 他人行儀は きっと自分を 知りたくないから 接するほどに 鏡のように 自分が映る 人と向き合うことの 深まりも 人と向き合うことの 残酷さも

          【詩】誰かと私