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note記事を書くこと

 ゴールデンウィークをいかがお過ごしでしょうか。私は美術館に行ったほか、部屋の大掃除と模様替え、整理整頓など普段できないことをしました。また、note記事を書き、推敲するのにちょうどいい時期でもあるので、普段よりもじっくりとした形でnote記事を書きました。

 noteの記事について何を書いたらいいか、またどのように書いたらいいかいろいろお悩みの方は多いと思います。かくいう私もその一人でして、毎週どんなことをnoteの記事にしたらいいかいろいろ悩みます。今回はそんな私がどのような形でnote記事を書いているかについてご紹介します。

1.まず、何を書くかを考えます

 まず、何をnoteの記事にするかということがあります。私の場合、主として政治、社会に関する問題を中心にしているため、テーマにするべき題材自体はいろいろあります。ただ、そのテーマに自分が興味を持てるか、また、自分がきちんと理解しそれを文章にするだけの能力があるのかといった点であれこれと思い悩みます。実際いくつかの問題をテーマにしようと思いつつボツにしたものがいくつかあります。

 例えば、当初昨年2022年参議院選挙でも2021年衆議院選挙同様、直近の2019年参議院選挙の投票状況を踏まえて議席予想を行うことを考えていました。これをボツにした理由としては、① 2021年衆議院選挙では新聞各紙の議席予想と実際の選挙結果が大幅に外れたこと、② ①に関連して、私自身具体的な候補者ごとの情勢データが手元にない中で予想をすることは、仮に直近の参議院選挙の投票状況を踏まえたとしても無理があるのではないかと考えたこと、③ 選挙を通じた政治を語るということは、ポピュラリティがある議席予想よりは、多少ハードルが高くても政治家、政党の政治理念、政策に関する違いを比較検討をした記事を書いたほうが本質的であり、意味があると考えたこと、などがあります。そこで2022年参議院選挙では各党の公約をいくつか拾い上げて、テーマを絞ったうえで比較検討をするという記事を書くこととしました。(※1)

 議席予想記事をボツにしたことからもわかる通り、必ずしも私の書く記事は一般受けをするとは限らない内容になっており、その意味では読者のみなさんにはとっつきにくい部分もあるかと思います。その代わり自分の書きたいと思ったことを自由に書かせていただくし、その分内容はいい加減なものではなく、きちんと下調べをして書こうとも思っています。もっとも誤字脱字のチェックなどがきちんとしないで投稿するため、しばしば訂正をすることがあり、読者の皆様にご迷惑をかけている次第です。

2.テーマに沿った文献を探します

 たまに息抜きで書くサブカルチャーやエンターテイメントをテーマにした記事(※2)などは、エッセー色が強いためさほど文献や記事を意識することはありません。その場合、基本的にはネット上の記事などを元に自分の感想をそのまま文章にするスタイルになります。

 ただ、前述したように、政治問題、社会問題を扱うテーマの場合にはやはりそれなりにきちんとした文献や新聞記事などを読まないとnote記事に掲載するにふさわしい体裁にはならないだろうと思っています。また、文献は一つの文献だけにあたるのではなく、複数の文献、場合によっては同一著者の複数の文献にあたっています。複数の文献にあたり、テーマにある背景、著者の持つ政治観、社会観を知ることは、知識の拡大や記事のテーマの題材の幅が広がるなどの点で役に立っています。

 時事問題などを扱う場合には直接の文献をあたることは難しく、資料としては主として新聞記事やネット記事が中心となります。ただし、この場合でも、時事問題に何等かの形で関係がある文献を読むことが多いです。

 今年4月にnote記事とした統一地方選挙に関する記事のテーマは個別具体的なものでしたが、統一地方選挙であることを考慮し地方自治、地方政治に関する文献をいくつか読みました。記事それ自体の背景や記事を理解するための基礎知識として必要と考えてのことです。

3.以上を踏まえて実際に書いていきます

 1、2の大見出しの作業を踏まえてからnoteに関する記事を書いていきます。インプットの段階もきついものがありますが、文章にするアウトプットにおいても結構ハードルが高いのが実際のところです。

 まず、文献内容の概略をそのまま記載するだけで、自分がその文献を主体的に読んで理解し、自分なりの意見を踏まえたnote記事になっているかという問題があります。実際、私が一番最初の段階で書いた内容はほぼ文献内容の概略を書いただけの無味乾燥なものが多いです。また、文章の内容が理路整然としておらず、そのまま思いつくままに書いたまとまりがなく、第三者が読んだ場合文脈がわかりずらい文章になっています。

 当然、文章については推敲、修正を繰り返すことになるのですが、推敲、修正の段階で文章がおかしくなることもしばしばです。また、前述したように誤字脱字、文脈がおかしいまま投稿するというお見苦しいところもあります。そうした点で私はアマチュアなのだなと思わされます。

4.これからもよろしくお願いします

 以上、大雑把ですが私のnote記事の執筆の流れをご紹介しました。毎日投稿をされているという強者がおられますが、その方々は私同様普段は勤め人として働きながらというケースも珍しくありません。その方々にはただただ敬服するのみであり、私も学びたいところです。

 こんな私ですが、これからもよろしくお願い申し上げます。

私、宴は終わったがは、皆様の叱咤激励なくしてコラム・エッセーはないと考えています。どうかよろしくご支援のほどお願い申し上げます。

脚注

(※1)

2022年参議院選各党公約考察(前編)|宴は終わったが|note

2022年参議院選各党公約考察(後編)|宴は終わったが|note

(※2) 例えば以下の記事など

読者の皆さんとラジオと宴は終わったがと|宴は終わったが|note

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