マガジンのカバー画像

笹倉慎介の思考録「窓越しの世界」

150
「窓越しの世界」は、2013年に笹倉慎介のオフィシャルブログで始まった日々を綴るブログ「sketch」の続編です。
運営しているクリエイター

2022年4月の記事一覧

窓越しの世界 2022.4.25~27

4/25【未来という貯金】 残り時間を意識するようになってから、人生が加速し始めた。 そんな気がする。 使っても使っても減る気がしなかった未来という貯金が、減っていく感覚。 4/26【強風の寂しさ】 風が建物に当たり散らし、化け物みたいな唸り声をあげている。 何にも衝突しなければ、声は上がらないだろう。 そんな強風の寂しさを想像してみた。 4/27【僕の境界線】 やりきれない思いに太刀打ちできるようになった。 大人になったのだと納得している。 しかし失ったはず

窓越しの世界 2022.4.19~24

4/19【どうか無事に】 高速道路のバス停に立つと、いつかの母の気持ちがわかる気がした。 どうか無事に帰っておいで。 それ以外を望む余地はない。 4/20【危機感】 危機感。 成長に不可欠。 4/21【手にできるスピード】 翌日に届くのが当たり前。 いっき見が当たり前。 手にできるスピードは、時間を失うスピードと比例する。 4/22【みずみずしさ】 原宿駅の山手線外回りホームに立つと、 およそ山奥へでも行かないと出会えない気分になる。 明治神宮から溢れるみず

窓越しの世界 2022.4.10~18

4/10【鈍い輝きの尊さ】 磨かくと失われるであろうそれを目の当たりにすると、 磨き続けて削られて、小さくなった自分を感じる。 磨いている時は気がつかない。 凸凹に潜む鈍い輝きの尊さに。 4/11【それだけで幸せ】 朝の景色が新緑に変わり、まだ少し乾いた空気の中に瑞々しさが香り始めた。 風が気持ちいい。 それだけで幸せ。 トトも嬉しそう。 4/12【生きる楽しみ】 音と音。 人と人。 相乗効果の体験は、生きる楽しみ。 4/13【透明】 平安神宮の鳥居の前で

窓越しの世界 2022.4.4~9

4/4【効果】 メモのTO DOに横棒が入ると、その度に体が軽くなる気がした。 消化を認識することの効果。 4/5【夕闇の空】 空に悲しそうな顔が二つ浮かんでいた。 その顔がゆっくりとひしゃげて消える。 街の灯りを反射してほの明るい夕闇の空。 4/6【底上げ】 背中を日除けにした。 さっきまで太陽を浴びていた文字が日陰の中で深緑に浮かぶ。 夜は今年初めての虫の音。 日差しも、夜の空気も、底上げ。 4/7【わずらわしい自覚】 涙が滲むまでは無自覚。 目頭の滲

窓越しの世界 2022.3.7~4.3

3/7【休息の分だけ】 8時間。 それ以上は頭を空っぽにして、受動的にしてみる。 創造する時間は休息の分だけ与えられる。 そんな気がする。 3/8【印象】 えいぎょう。 営業。 ずいぶん印象が違う。 3/9【眠りこそ】 寝具を入れ替えたい。 眠りこそ贅沢な時間を儲けたい。 3/10【その姿を目に浮かべて】 ふきのとう。 泥が落とされている。 その姿を目に浮かべて、感謝する。 3/11【知らないから】 知らないから、できる。 知らないから、歌える。