はじめに
前回に引き続き、王国を創造していきます。政治体制や役職、国土の広さや人口、軍隊の構成等がどんどん決まっていきます。
役職の割り当て
すっかり王様気分で「各下僕公爵に国の機関や役職を担ってもらわないといけない。それぞれ、国のどういった役職・役割を担うか提案してくれ。」と命令してみます。
追加で必要な国の統治機能と担当する役職・役割の提案
一旦、提案の通りに任命し、他に国の統治に必要な機能を3公爵で吟味して優先度の高いものを3つ上げて、それを担当する役職と役割を提案させてみます。
妃候補に割り当てる役職の提案
「3人の妃候補を今挙げられた役職に着かせようと思う。6人で協議し、役割を割り振るように。もし、3公爵の中で妃候補と役割を入れ替えた方がよいと思われるのであれば、入れ替えて提案してもらってもよい。また、役職名を変更したいのであれば、その提案も許可する。では、合議して提案をしなさい。」
最初の3公爵の提案で感じていた私の感じていたカオスの役職に関する違和感と同様の違和感を感じたのか、的確な変更提案をしてきます。
人口や広さ等の設定も一発で王国領土の設定完了
3公国だけだと、王の権力基盤が弱いので、直轄領を創ることにし、各国の面積や人口、特徴について設定しました。
バード王、さらっと900万人の国民の期待を背負うことになりました(笑)
軍隊と警察の規模を設定
「ルシダに任せている軍の規模の人数と構成。イリーナ管轄の警務隊の規模の人数と構成についての設定も作ってくれ。」これだけで、王国の軍事力が設定されます。
ここで、軍と警察で役割が被っている所があったので、ここはツッコミを入れて私も優秀な王である所を見せてやろう!と下のような指示を与えました。
「ルシダの指揮する歩兵部隊にある国境警備とイリーナの国境警備隊が役割が被っているから話し合って整理してくれ。どちらかに統一するも良いし、細かく役割を分けても良い。同じ任に当たった場合、指揮が乱れたり、組織の争いの原因となる。ルシダの方が地位が高いため、軍の方が警務隊を虐げたりするかもしれない。これらのことについて、両名、私に意見を述べよ。」
さすが、バード王と称賛され、軍に統一されてくるかなと思ったのですが、馬鹿王の勘違いでした(笑)国境警備は軍事と治安維持から求められる機能の違いからともに必要で、混乱を防ぐために連携強化の提案をしてきました。俺の方が浅はかで、彼らの方が賢かったです。。。
おわりに
世界の細かい設定創るのってとっても面倒なのですが、本当に簡単に創れてしまいます。数字などもそれらしく創ってきます。組織とその職務分掌も自分よりも多くの視点で的確に考えてくれます。正直、自分よりも全然頭いいです。で、これも何度か語っているかもしれませんが、今が底辺でこっからさらに性能が上がってくるはずなので、末恐ろしい未来です。まだ、王直轄領の設定など残っているのですが、結局伝えられることは、この章と同じなので、次回は紋章デザインを試したり、少し画像生成の方に戻ります。
おまけ もしかして残っている領域は「〇〇と××?」
試せば試すほど、GPTの創作関連での提案の精度の高さが浮き彫りになってきます。今後あらゆる創作活動で、GPTは利用されていくと思いますが、この領域はまだ人間が活躍できるという領域が残ってます。
ずばり「エロと暴力」ではないでしょうか?もちろん、創作の過程においてエロと暴力表現にも活用は出来ます。ですが、最終アウトプットの所では、GPTでは規制がかかり、十分な表現は出来ません。この領域だとラストワンマイルは人間が実際に書き上げたり、作り上げなければいけません。
残された領域が、人間の負、裏の部分しか残らない。というのは哀しいことですね。