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運命の人とめぐりあえる確率

バレンタインデー前夜、今回お伝えしたいのは、運命の人とめぐりあえる確率。そして諦めないことの大切さ。

イギリスの経済学者ピーター・バッカス、彼もまた運命の人とめぐり会えず、悩みを抱える一人だった。彼は悩みをこじらせてしまったのか、ある一夜に運命の人とめぐりあえる確率を推定し、ワーリック大学で開催された経済学サミット2011の発表テーマにまでしてしまっている。

さて、彼は妥協しない男だった。
・魅力的な女性は5%くらいしかいない!
・大卒希望!!
・年齢は24歳から34歳まで!!!
を皮切りに、ロンドン在住、さらには独り身かどうか(彼は略奪愛まではしたくなかったのか)や相手が自分に魅力を感じてくれるか、ついには関係が破綻したりしないかまで考慮にいれて、この確率を推定している。この結果、みなさんはいくらだったと思われますか?

答えは0.00034%

銀河系に知的生命体を発見できる確率の100倍程度といえば、この小ささがお分かりいただけるだろうか。

さて、みなさんはこの結果にガッカリしてしまったかもしれません。しかし、この数字を落ち着いてみてほしいのです。まず一つは、一夜にめぐりあえる確率が0.00034%と低くても、毎日チャンスを伺っていたらどうなるでしょうか。そしてもう一つは、この確率は行動次第では高めることが出来るのではないでしょうか。

実は冷静に計算してみると、1年のうちに運命の女性と一度はめぐりあえる確率は0.12%と比較的悪くないのです。そう、恋人を諦めずに探し続けていれば、きっと何処かで会えるかもしれません。

そして、この確率の推定には「場所」が考慮されていません。もし運命の人が現れやすそうな場所に行けば、より出会える確率を高めることができるのではないでしょうか。

なによりバッカス氏も、今はなんとご結婚されています。しかも、先ほど挙げた条件をしっかり満たされている方とご一緒になったそうです。そんな彼も結婚直前に受けたあるオンラインニュースのインタビューにて、こんなアドバイスを残しています。

Keep looking, and spend a lot of time hanging out in places where other people who satisfy your criteria hang out. Go to bars, go to music shows, go to places where people hang out and increase the probability. That's what the equation shows.
(大事なのは探し続けること、そして多くの時間を君の運命の人が訪れるであろう場所に乗り出すこと。バーに行こう、コンサートに行こう、みんなが出掛ける場所にいけばいくほど、運命の人とめぐりあう確率は上がっていく。それこそが僕の方程式が導き出した答えなのさ。)

さて、そろそろバレンタインデーですね。みなさんもよい出会いにめぐりあえることを願っています。

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