時間が解決するのか否か
俗にいわれる時間が解決してくれる、
という魔法。
本当か否か。
過去に起こったことが現実だったのかどうかわからなくなるくらいには時間を重ね
それでも心のキズは生々しく。
逆に平穏に暮らせている今こそ夢ではなかろうか、と。
自分で選べる年になってから
厳選に厳選を重ねて
必死に月日を過ごし
自分の信頼を得るために
ひたすら自分の道徳に反することはせず
周囲の人間にとって価値を提供できる人間になることで、やっと、そこに居ていいんだ、と自分自身に許可を出せる。
そんな時間の先に辿りついた今という未来。
とても幸せになれたと思う。
それでも。
結局役割を果たせない限り
自分の存在がゆらぐ感覚。
その不安定さはずっと抜けない。
本当によくがんばってきたとおもう。
でも、このやり方ではもう限界なんだろう。
ずっと
ただ寂しい。
人が大好きだけれど
人のことがわからなくて。
自分といると
いずれウザがられるんだろうな、といつも思う。
誰に対しても。
脳みそで違う、と納得させても
許容できる心のキャパがない。
相手がそんな変な人ではないことは
百も承知なのに
少しのミスで見限られる強迫観念は抜けない。
でも、本当は。
私自身が他者を受け入れられないのだろう。
やっかいだな。
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