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モテ期                  ――画像しりとりはじめました(#193)

(#192) 子ども→「も」→モテ期

今、最も当たると評判の占い師に

「明日から空前のモテ期到来」

そう言われたのだが


……想像してたのとなんか違う



……まあ、客観的に見て、モテ期というよりはゾンビ映画のヒロインが追いかけられてるトコだよねー、これぢゃあ( ̄∀ ̄)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

モテ期」。
読んで字の如く、「モテる時期」のことを指す。
具体的に定義するとすれば、本人的に特にモテようと頑張っているつもりもないのに、やたらと異性から声をかけられたり、遊びに誘われたり、告白されたり。そういう時期のことをいうらしい。

どういう根拠があるのか知らないが、「人生でモテ期は3回来る」などと言われることもあるようだ。
3回」という、いかにもというか、もっともらしい数字がすでにうさんくさいなぁ……性格がひねくれてる私なんかはついそう感じてしまうのだが、実際、その3回という数字の根拠を探してみても、まるで見つからなかった( ̄∀ ̄)

個人的なことで言ってしまうと、自分の場合は、12歳でそういうことが人生から適応除外となってしまい、以来、特に頑張らなくなってしまったし、なんなら意識的に避けてすらいたため、モテ期と認識している時期は当然

0回だ。

漠然と「人生でモテ期は3回」などといううさんくさい都市伝説wではないアンケートによる統計的な資料も、調べてみるといくつかあった。
中でも数の多かったものを、参考までに挙げておくとこんな感じ。

こらちは、ニュースサイト「Sirabeeしらべぇ」による集計結果である。基になっているアンケートは「Qzoo」というインターネットのアンケートサイトによるもので、全国20代~60代の男女1,359名という数は、このテの統計としてはまずまずの母数といえようか。

で、結果的にみると、あらら(笑)。
私のようなモテ期未経験者が全体の3分の1以上いるじゃない^m^。
無論、ある・なしの二択でいうなら、モテ期が来てる人の方が圧倒的に多いことになるし、0回と回答した人の年齢層が分からないのでややビミョーではあるが、20代前半で「まだ」モテ期が来ていないという人が一定数いると仮定するなら、

ほとんどの人に一生に一度くらいはモテ期と呼ばれる時期が来る

と言っても過言ではない気もする。

まだモテ期がきてない諸君、これからやで(o^-')b♪

さて、上記の集計結果を見て、つい目がいってしまった項目――
人生でモテ期は何回来ましたか?」という質問に対し、

ずっと

と答えた強者が実に7.4%もいるという事実^m^にも触れとこうか。

男女比を度外視すれば、1,359名中の7.4%なので、単純計算でちょうど100人いるということになる。全員集めてイナバの物置の上でオンステージさせてもまだ大丈夫なだけの人数だ (いや、よくワカランけど)。

……大丈夫ちゃうやん( ̄∀ ̄)

設問の選択肢の中に上記のような「0回」から「ずっと」までの7択が設定されていたとするなら、100人のうちの幾ばくかは、シャレっ気で
「ずっと」にしとくか( ̄∀ ̄)ニヤリ……となった可能性も捨てきれない。
が、その一方で、
モテ期?…そんなもの、途切れたことないから数えようがないよ(フッ)
――とかいう、本格派のモテ雄さん、モテ子さんがいることも、恐らく紛うことなき事実なのだろう。

つまり、こういう輩がけっこういるということだ。

こちら、高橋留美子原作のアニメ『うる星やつら』の登場人物で、その名は面堂終太郎めんどうしゅうたろう

初期設定は、容姿端麗、頭脳明晰、運動神経も良く女性にも優しい、ついでに言えば、日本屈指の強大な財力を誇る財閥の跡取り息子ときているのだから、そりゃあモテないわけがない。

ここで、勘の鋭い方ならお察しのことかもしれないが、そう「初期設定」は、だ。
そもそも、この妙ちくりんな名前、面堂終太郎めんどうしゅうたろうからして、原作者の高橋留美子の語るところによれば、「面倒(トラブル)」を「終太郎(シューター)」させる、つまり物語の「トラブルシューター」としての役割を担うはずだったのだ。

ところが、物語が進むにつれ、彼はトラブルを収拾するどころか、むしろ彼自身がトラブルの元凶にすらなってしまう。
気がついたら、彼の立ち位置は、もはや主人公の諸星あたると同様のトラブルメーカーといっても差し支えないまでに変化していた^m^

原作の漫画が不定期連載から本格的な週刊連載となったのが1980年、
テレビアニメ化されたのが1981年。
原作とアニメが並行して進行していた関係上、アニメの方のキャラクターが原作のそれへ影響する部分というのは、決してないわけじゃない……そんな風にも思ったりするのだ。

いや、何が言いたいって、この面堂終太郎の声をアテていた声優さんが神谷明だからねぇ( ̄∀ ̄)。

この時代の神谷明の代表作と言えば――

そう、キン肉マン
物語の主人公であり、基本ヒーローではあるが、キャラクター的に二の線、三の線、どっち?――と言われたら、限りなく三の線に近い二、そんなところだ。

そしてもう一人、彼がこの時期に声をアテていた代表的なキャラクターといえば――

あ、ビミョー。すっげぇビミョー( ̄∀ ̄)💦

彼の名はケンシロウ。『北斗の拳』の堂々たる主人公だ。
ただ、基本的に彼は主人公ではあるが、位置づけとしては二の線ではなく一の線だ。典型的な一枚目である。

でも――
これは、アニメのみならず、原作の方でもそうなのだが、『北斗の拳』という作品そのものがツッコミどころ満載なため、シリアスにいけばいくほどなにかしら途轍もないギャグのようになってしまう。
いきおい、一枚目のケンシロウであればあるほど強烈な三枚目と化してしまうことが決して少なくないのだ。
そこへもってきての、アニメ版における神谷明の怪演がそれに拍車をかけてしまう。

これが、当時の小学生たちがこぞってマネして、『北斗の拳』がPTAから睨まれる原因になったとされる、
ケンシロウの

あーたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた
あーたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたた
あたあ!!

である。
ここまで声を張るのはプロ根性か?プロ根性のなせる業なのか?
いやもう、これはギャグでしょ。ギャグ以外の何物でもない(・_・)

さらに、ストーリー上の無茶な演出がとどめを刺す。

拳で戦車の装甲ぶち破るトコまでは、まあ……ギリ認めるとしよう (正直、認めたくないけどw)。
でも、最後――

どかーん💥

――って、なに?(・_・)
ケンシロウは、戦車の経絡秘孔も突くことができるのか?( ̄∀ ̄)

……やや前置きというか脱線が過ぎてしまったが、幸か不幸か、ほぼ同時期に神谷明という名優が声をアテることにより、『うる星やつら』の面堂終太郎にも、その背後に透けて見えるのはキン肉マンであり、ケンシロウであったりするのだ。

そりゃあ、徐々に徐々に、三の線へ近づいていくのも無理からぬところだろうて^m^。
そして、気が付けば彼は当初予定されていた「面堂終太郎トラブルシューター」ではなく、立派な「トラブルメーカー」へと変貌を遂げるのであった( ̄∀ ̄)💦←ホンマかいな

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

トラブルシューターというのなら、たいそう時限的ではあるが、私こそ立派なトラブルシューターであったことがある。そう自負している。

私の母校となる高校では、芸術科目は美術、音楽、書道の3つから好きなものを選択するタイプで、私は美術を選択していた。
美術を選んだことにたいした理由はない。

我が校の美術では油絵を描くことが多かったような気がする。
美術を選択した方なら、そこそこのあるあるだと思われるのだが、長期休業明け、特に気温が低い冬休み明け(*1)の油絵具は、ちょっとしたことでガッチガチに固まってしまい開かなくなることがけっこう多い。

*1:冬休み明け:本州の学校では、冬休みと言えば年末年始に申し訳程度の日数が足された10日前後といったところだが、冬が厳しい北海道では夏休みと冬休みがほぼ同じ日数、即ち、冬休みもたっぷり20日以上ある。

一度固まってしまった油絵具のチューブは、意外と厄介だ。
今でこそ、油絵具は歯磨き粉のようにラミネートチューブ製のものがあるようだが、私が学生だった頃の油絵具は、アルミニウムの金属チューブしかなかった。

この金属製のチューブ、中途半端な力でいたずらに時間をかけてこじ開けようとすれば、絵の具で固まったキャップではなく、その先の金属部分が先に悲鳴を上げ、破けてしまう。
そして、一度金属部分から破けてしまった絵具はもう二度と使い物にならない。油絵具は空気に触れるとすぐ乾燥してしまうからだ。

だから、キャップが固まってしまった絵具を開けるのは慎重かつ大胆なやり方で行わねばならない。そこにはちょっとしたコツも要る。

てっとり早いのは、てこの原理をフル活用できるペンチ等でキャップを挟んで開けること。これなら、比較的小さな力でも開けることが可能だ。

それでもなかなか開かないという手強い固まり方をしている場合もあるし、そもそもみんながみんなペンチを持っているわけではない。

そこで重宝されたのが、このワタクシ♪( ̄∀ ̄)♪
医者にサジもタオルも投げられ早々にギブアップされたような病弱な身体のクセに、私の身体能力は皮肉にも高い。持久力は同年代の女子よりも低いかも、という情けないレベルだが、瞬発系は押しなべてベラボーに高い。

この場合、端的に求められている力はやはり握力なのだが、私の利き手である左手の握力は70kgをはるかに超える(*2)

*2:70kgをはるかに超える:実際はどのくらいだったかなー、と思い、今回、高校の頃の書類を漁っていたら (こういう時、当時暮らしていた実家に現在いることが非常にラッキーだった♪)、高校3年生の時の体育テストの記録は78kgだった。……ゴリラの赤ちゃんか (いや、よく知らんけど)(・_・)

先述したように、この手の固まったキャップを開けるにはコツが要る。
要は、瞬間的に大きな力をグッと加えるのだ。この瞬間的というトコや「グッと」などというミスターかよ……な拙い表現、的確な説明ができない自分の語彙力ボキャブラリーの限界がもどかしい(*´Д`)。

最初は、たまたま隣の席の女子が難儀しているのを見て
「ちょい、貸してみ」
からの
「ふんっ」
でオープン🎵
「ありがとう、助かった(≧▽≦)」
だった。

が、その子の絵具チューブ、何や知らんがやたらと固まりよる。
1年の夏休み明けに初めて開けた時を皮切りに、その二学期だけでも数回、冬休み明けあたりからは、もはや自分で開ける前に
「はい、お願い」
と手渡してくるようにすらなった。

彼女は、良くも悪くも昔ながらの「おせっかいおばさん」気質の子で、そのうち、難儀している他の女子のチューブを目ざとく見つけるや
「ちょっと私に貸してごらん♪」
からの
「はい、松平くん、お願い」
――と、もはや「固まった絵具チューブオープナー」をプロデュースする敏腕プロモーターのような風情だ。

この敏腕女子プロモーター、クラス替えを経た2年でも私と一緒のクラスであったことも手伝い、「固まったキャップ開け」の発注は増える一方、長期休業明けの女子の固まったキャップ開けは、もうある種、私のルーティンワークですらあった。

また、そのうちに、発注してくる中には男子の姿もチラホラ。
ヘタに力を入れて開けそこなってチューブが破れるより、「プロ」に任せた方が確実、それが彼らの言い分だ。

幸か不幸か、私は面堂終太郎のような「女子にはとことん優しいが男子にはとことん冷たい」という性格ではなかったので、受注した仕事は喜んで引き受けた。

そもそも、自分の中では大したことをしてるつもりもない。落ちてる消しゴムを拾ってあげるのと大差ない作業である。
単純に人の役に立ててることが嬉しかったから特に文句もないし、結果的に、高校の3年間で私の手に負えなかった絵具チューブはなかったのだから、自分的にも満足度は高かった(o^-')b♪

そうか。
ひとつだけ訂正しなければならない。

私の人生におけるモテ期は1回だ👆


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

今日の〆の一曲は、米倉利紀で『モノクロームトラブル

あー、サムネ画像で思い出したけど、この曲『BASTARD』の主題歌だったんやな^m^
そういや、ダーク・シュナイダーも大概なトラブルメーカーよなぁ……いやトラブルメーカーというよりはトリックスター☆というべきか。

米倉利紀は、関西出身 (それも私と同じ豊中市♪) のアーティストさんだが、全国的にブレイクする前から北海道では突出して売れていた人でもある。

かくいう私の妹も彼のファンクラブに入っており、その関係もあって私も何度か付き合わされてライヴにも行った。

この人、歌はもちろんどエラいレベルで上手い。
私のようなシロートでもはっきり分かるくらいに上手い。

そして、それに輪をかけてトークがオモロい。
……オモロいというかなんと言うか、ヤバい^m^。何がヤバいのかは、私なんかが四の五の言うより実際に彼のライヴに一度参加してみることをお勧めする。そしたらもう、一発だ(笑)。

なお、彼のライヴには、必ずご当地のドラァグクイーンが参加する、という独特のお約束があるようで、私が行ったライヴにも毎回何人かが参加していた。そして、まるでバンドメンバーの一員かのように、フツーにステージ上で紹介されていた(≧▽≦)。

 

おっと、今宵ももうこんな時間だ。
昨日も「不動画」関係でかなりの時間を費やいてしまい、こちらの記事に割ける時間も確保できなかった。
そのうえ、夜のうちに10cmクラスの雪かきが待っていたため、早々に、
「あ、こりゃ今日はアカンな^m^💦💦」
と半分以上書いたところで諦めたのだが……。
残り少し (高校の美術のくだり)を書くだけだから、今日は楽勝――と思いきや、現在時刻は23:24。(・_・)💧
やはり、この年齢トシでの徹夜オールはいろいろとキビシいのか( ̄∀ ̄)

そんなこんなで、
明日も、なるべく多くの人が
こんな私でも訪れたような(笑)ちょっとしたモテ期が到来しますように💖


■ おまけ

今回の画像しりとり列車 (193両目) の前の車両です。タイトル「子ども」と下のネタ画像で、なにこれ?て引っかかりを覚えた方がおられましたら、時間が許すような時にでも、覗いてみてやってください。



■ 参考・出典


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X日間やってみた

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