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イカナゴ 【20字小説】



イカナゴは玉筋魚と書く。それがどうした。



(20字小説寸評コーナー)
 まったくもって「それがどしたあー!」である。ホントどうしたって言うの。何だって言うのよ。
 しかしながら、知性がそのような疑問を発しつつ、イカナゴの漢字体を凝視すればするほど、そこはかとなき、得も言われぬ疼くようなパトスが、さかしらな知性由来ではなく、読者の身体性の奥底から切迫的に勃興して来るであろう。玉筋‥ううアタシもう辛抱たまらん。もはやテーマの魚類などどうでもイイワ
(イイワー👻)。

出典:知らない
いやいや、玉筋魚のくぎ煮はどうでもよくない。ガチ美味い。
あのぅ~、白ご飯もらえませんか~?


*小牧幸助文学賞に参加させていただきます。


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