浮気を見つけた瞬間に離婚することを心に決めた。

気づいたのは、朝旦那の携帯を覗き見たから。LINEに複数の女とのやり取りが並んでいた。

セックスレス、タバコを吸う、ギャンブルをする、借金をする。私への愛情があることで、すべてを見ないようにして結婚生活を続けていたが浮気しているなら、離婚ができると思った。

離婚をすることを決めた人に、参考になったらいいなぁと思うことをまとめてみた。

証拠を残す

「またエッチしたい」と女性にしつこく迫っているLINEのやり取りを撮った写真が証拠となった。

スクショをとるより、携帯ごと写真にとるほうがいいらしい（読み漁ったネットの記事に書いてあった）

都合よく不貞行為をしているところの写真は残っていなかった。ラインのやりとりだけでは言い逃れされてしまう。

私は【このLINEの写真】と【念書】を書いてもらうことで、不倫相手の女性から慰謝料をいただくことができた。

弁護士を予約する

離婚＝弁護士に相談！２ｃｈの修羅場まとめを読んでいるときに、相談者には、弁護士に相談しろというアドバイスが必ず出てきていた。

弁護士　〇〇（地域名）と検索するとたくさんの弁護士が出てきた。とりあえず若くて細身の男性を選んで予約した。その日の夕方に電話があり、面会する日程を決めた。

初回の相談は無料とのことだったので、面会までに聞きたいことをまとめた。私のほうが給料が高かったので、財産分与とか生活費の請求権とそういうことがどうなるのか、確認した。

・離婚するときに財産分与ってしないといけないのか？→請求されなければしなくていい。（離婚が成立した日から2年間で時効がくる）

・どうやって離婚したらいいの？→まずは夫婦で話し合い。それで話がつかなかったら調停で（人に入ってもらって）離婚に向けての話し合いをすることになる。　まずは、離婚届に記入してもらい、不倫を認めたら念書を書いてもらったらいい。話し合いの様子は録音するか、録画するといいよ。（念書を無理やり書かされたと言われないようにするため）

・録音することや録画することは事前に伝えたほうがいいのか？→黙ってても問題ない。

慰謝料を請求するときはよろしくお願いしますと伝え、その日の無料相談は終えた。

私は弁護士に相談してよかったと感じている。ネットの情報は世間一般の話であって自分の個別的な状況にぴったりフィットはしないから。慰謝料を相手の女性に請求するときも、相手の弁護士との煩わしい交渉は全部行ってくれた。

相手の弁護士は腹が立つことに『不貞行為はなかった。でも家に呼んだことは確か。迷惑かけたから20万分割で支払うよ』と言ってきた。自分で請求していたらたった20万ぽっちの慰謝料しかもらえなかったのかもしれない。

私の有能な弁護士が不貞行為があった証拠の念書があることを相手に伝えると一転不貞行為を認め慰謝料を支払ってくれた。最初は300万せいきゅうしていたが100万に値下げして、無事、一括で支払いが済んだ。

弁護士に手数料を支払っても70万強を手にすることができた。

慰謝料は婚姻期間、相手との交際期間、相手の経済状況などによって変わるらしい。残念ながらお金がないところからはもらうことができないとのことだった。

相談した足で、市役所に離婚届をもらいに行った。

念書をかいてもらう

念書ってなんぞや、と”念書　書き方”と検索をする。

私は検索魔なのだ！笑　なんでも検索するねと職場の人にも笑われた。

最初は文章をこちらで用意してサインだけしてもらえばいいかなぁと考えていたが、脅されたといいわけが立つらしく、直筆で書いてもらうことにした。

携帯のメモ機能を利用して、そこに念書の下書きをつくる。

備えあれば患いなし　なのだ。

離婚の話し合い

動画を撮るために、カメラをセットして旦那と話し合いを行った。

まずは離婚届に記入してもらうよう話したが、拒否された。

言わないといけないことがあるのではないか？問うとLINEでほかの女とやり取りをしていたことを供述した。肉体関係を持ったことは自白しなかった。

やり取りを収めた写真を見せ「肉体関係がありましたよね」と聞くと「はい」と答えた。「じゃぁ念書を書いてください」と下書きを見せ直筆で書いてもらった。

その後離婚届に記入を促すと、あっさりと離婚に同意し、記入してくれた。

その日のうちに、離婚届の証人の欄を友達に埋めてもらい、市役所に提出した。

私の3年ちょっとの結婚生活はこうして幕切れとなった。