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ヘルニアシニアの豆柴柑太くん

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2014年の秋に我が家にやってきたアイボリー豆柴・柑太くん。10歳を前に椎間板ヘルニアと診断されながらも愛を振りまく彼の日常(食う寝る遊ぶ)をお楽しみください。
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おかまいなし(豆柴ヘルニア生活日記_21)

雨上がりの朝、かわいいかわいい愚息柑太くん(最近朝が早いんですわ〜陽気がよぉなりましたなぁ〜と言ってる白豆柴9歳9ヶ月)に強引に誘われて、海へ。 もうちょっと寝たかったんだけどなぁ。 でもま、いいか。 起こしにくる元気が戻ってきたってことが、嬉しいね。 眠たいまんまコーヒー淹れて、ひとまず出発だ。 ほんとうに、柑太くん 元気で良かった。 正直、あの冬の様子じゃ、春を迎えられないんじゃないかってさえ思ったときもあった。 今のことろ、効果は1ヶ月ほど(個体差はあるけれどね

指がパー、顔もぱぱぱぱぁあああ(豆柴ヘルニア生活日記_20)

■20240421 コロコロ禍のせいもあって「俺の働き方改革」にも拍車がかかり、テレワークとリアル出勤とがなかなかいいバランスになった。 俺にとっては柑太くん(最近腰の調子がいいんですわ〜陽気がよぉなりましたなぁ〜と言ってる白豆柴9歳9ヶ月)のそばにいられるテレワークは何よりものプラスだった。 おかげでいろんなことがわかったのも面白かった。 そのひとつが 「夕方の5時」は彼にとってはかなり節目だということ。 柑太くんはその時間になるとムクっとベッド(といっても俺のベッド

どこからともなく鳴り響く音にめっぽう弱い(豆柴ヘルニア生活日記_19)

■20240417 昨日の天気は 柑太くん(我が家のアイドル・腰痛持ちの白(病院のカルテには「クリーム色」て書いてもらった)豆柴9歳9ヶ月)にとっては、とーちゃんと一緒にいても 本当に怖かったんだろう。 猛烈な風が吹く・・・ ぎゅるぎゅるびゅわんばろばろろろ〜ん 薄暮の空が閃光を放つ・・・ びかびかばちびりどーんどどどーん 柑太くんはそういう どこからともなくやってくる大きな音がとても苦手。 「こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいよおおお」 ひとり暮らし

その昔 柑太くんにお兄ちゃんがいたことを 彼は知ってるのかもしれないな

4月15日は 柑太くんのお兄ちゃん「桃太朗」の誕生日だった。 サムライみたいに孤高な風貌で穏やかでそれでいてけっこう甘えたがりの怖がりという、なかなか愛おしい黒豆柴だった。  生きてたら、もう15歳だ。 彼は 5歳1ヶ月を過ぎた 暑い土曜日の夕方に 俺の不注意から 命を落としてしまった。 かなしいかなしい 悔やみきれない出来事だった。 毎日毎日泣いていた。 心の闇に染み込んでは消えない涙を流してた。 その2ヶ月後に柑太はこの世に生を受けていた。 どこかでバトンを受け

4月8日が柴の日だと本人もとーちゃんも知らずに過ごしており(豆柴ヘルニア生活日記_18)

■20240408 ええそんなの聞いてないよー 早く言ってよー そんな感じの柑太くん(腰イワしてる白豆柴イケメン9歳9ヶ月)。 可愛いくてたまらん。 あんまり可愛いんで 花びら のったまんまにしとこかね。 ここんとこ なんとか穏やかに過ごせてる。 散歩の速度も冬の頃より少し上がってるし、おしっこも溜めて1回だけ、じゃなくて ちゃんとマーキングできる感じに戻ってきてる。 帰り際にグズるのも減ってきたのも こちらの気持ちが折れないでがんばれるので なんだかいい感じ。 やっぱ

心が先に萎えてしまわないように(豆柴ヘルニア生活日記_17)

■20240329 かわいいかわいい超かわいいなぁ柑太くん(白豆柴9歳9ヶ月男子腰イワしてますがどっこい生きてます)。 がんばって久しぶりにシャンプーした翌朝(シャンプー超絶苦手くんなのです)。 毛並みフッサフサ〜&赤ちゃんの頃みたいなぼーっとしたこの寝起きがお。 もー!なんてかわいいんでしょ。 昨晩は仕事片付けて大阪から快速列車にも大急ぎで走ってもらって、久しぶりに友達の歌を聴きにいった。 10分遅れでお店に駆け込んで、みんなの表現をたくさんじわじわ感じることができた

一喜一憂 春遠からじ

それぞれの きみとぼくが いま 生きているということ

たとえ どんなことがあろうと 昨日のことは過ぎたこと 明日のことはわからない いまを精一杯 全力で生きるだけだ 当たり前だろそんなの と思うかもしれないが 今更なにを と思うかもしれないが 自分と 自分に向き合ってくれている人と 取り巻いてくれている社会を 大切にすることだ ああ それでも モヤモヤは尽きないな モヤモヤはそっと近づいてきて俺の肩に手を回すんだ そして俺はいつものとおり やっぱりなんだか悲しくなる いったいその悲しさの先には何があるんだろう 悲しさのと

世界で一番好きなひと(豆柴ヘルニア生活日記_16)

■20240327 柑太くん(9歳半で椎間板ヘルニア持ちになってしまった、でもとてもチャーミングな白豆柴男子)が たぶん世界でいちばん相思相愛のおねえちゃんは この春 家を出る それがきっと 伝わってる 柑太くんは 時間が経っていくということを じぶんのからだが思うようにならなくなりながら その事実をいっしょけんめい理解しようとしてる 柑太くんだけじゃない みんな そうだ みんな 時間と共に歳をとっていく ってことを 事実を 忘れがちだ 変わらないものなんて 何ひとつ

舞踏会におでかけですかお坊ちゃん(豆柴ヘルニア生活日記_15)

■20240216 愛息子、只今絶賛大溺愛中の柑太くん(9歳半で椎間板ヘルニアになってしまった白豆柴男子)。目に入れたら痛くてかなわんし食べちゃったらいなくなっちゃうからしないけどそれくらい可愛い。愛おしさが増してる。 まだまだ寒い散歩が多いし、部屋で活用してるテラヘルツワンの腰巻を外してこれまでのお気に入りハーネスだけだとちょっと心配なので、散歩用のテラヘルツの入ったハーネスを手に入れてみた。 もう、なんてかわいいの!英国のおぼっちゃまくんみたい😍 テラヘルツ鉱石の効

風のように現れ風のように去っていった半纏兄さん(豆柴ヘルニア生活日記_14)

■20240129 このところ少し長く歩けるようになってきた柑太くん(9歳半で椎間板ヘルニアになってしまった白豆柴男子)。今朝の散歩で、はじめて会った白髪を小綺麗に刈り込んだ兄さん(推定90)に話しかけられた。 遠くから柑太くんを眺めながらスタスタと近づいてきて「この子は秋田犬か?」と聞いてきた。かくしゃくとした口調だったんだけど優しい声だったので、柑太くんはビビらずにすんだ。 柴犬のちっちゃいやつです。もうすぐ10歳なんです、と答えると、色が珍しいな!と言いながら少し

首にブラひも(豆柴ヘルニア生活日記_13)

■20240125 この頃なんとなく安定の低空飛行を続ける柑太くん(白豆柴9歳半男子ヘルニアだけんどもかかってこんかい!)。 幼少期の血液検査で肝臓に少々難あり、というのと、肌が少々敏感ね、ってことで、毎日飲んでるお薬も実はあったりする。マラセチア球菌が増えてドッサリ毛が抜けて肌が赤く腫れてしまったり原因不明の急性すい炎で激痩せしたり肛門腺の分泌液がうまく排出できなくて裂けて漏れ出てしまったりしたこともある・・・実はいろいろやってきてる。 でもやっぱり今回の「椎間板ヘル

久しぶりに海まで歩けたんだよ(豆柴ヘルニア生活日記_12)

■20240113(その2:後半) 朝の散歩でビクついてた割には帰ってきたらすっかりゴキゲンさんの柑太くん(白豆柴9歳半男子最近腰イワしました)。 ひなたで朝寝決め込んでるところに声をかけて、もういっかい散歩に出てみようぜ!って誘ってみた。 ゆーっくりゆっくり。 クンクンしながら よそのワンコの確認しながらマーキングしながら 少しずつ 距離を伸ばしていった。 なんとなく 朝よりも 足取りがいい感じ。 ハーネスにつけてる ずっと前に青森ねぶた祭で拾ってきた幸せの鈴の音も、

そこのキミ!具合はいいのか悪いのか?(豆柴ヘルニア生活日記_11)

■20240113(その1:前半) 愛のかたまりみたいな柑太くん(白豆柴9歳6カ月♂椎間板ヘルニアと診断されたばかり)。 朝、家族のみんなを「起きんかい!」と猫パンチならぬ犬パンチで叩き起こすということはもうすっかりしてくれなくなっちゃったんだけど(それはそれで爪立てて顔に来るので「ひぃぃいいっ!顔だけは・・・顔だけはやめてぇぇぇっ!!」て感じで目を覚ますっていうすこぶるバッドモーニンなわけ)、ここ数日はケージの中で弱気な愛想笑いをすることもなく、明らかに開いた瞳にメヂカ