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音楽の背中・暮らしの奥に(日記)

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大人や子供がやってきて音楽をまなぶここutena music field での出来事と、日々のふりかえり、明日への希望などを。 音と音のあいだにある音楽と西洋音楽の仕組みへの敬意… もっと読む
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2021年5月の記事一覧

5月の音楽室

ソロ曲に取り掛かるリトルコンサート(生徒たちのコンサート)のソロの曲がそれぞれ決まって、みんな嬉しそうに取り組んでいます。 去年は全くできる状況ではなかったし、ずっと基礎ばかりやってきたので、生徒たちはみんな、嬉しそう。 私も、「完成ありき」ではなくて、一つ一つのプロセスを大切にしながら、毎回のワークを楽しめたらいいなあと思っています。 その曲をやりながら、その子がいま理解していること、足りないこと、を生徒と共有していって、この曲の後のレッスンに繋げられる、というような

私のワークは何に対しての価格なのか

オンラインサークルを始めたわけ今、描いて育てる音楽「音楽プロセス体験」の会、というオンラインサロンは1つ目のプラン「楽しくコース」が2ヶ月目に入ったところです。 そしてさらに「深めるコース」と研究コースの「秋津亭」の場を構築していっているところ。 どうしてここまでやってるか、というと、これがちゃんと社会に通用するワークにしていきたい、というところが一番かな、と思います。あと、体験した人の嬉しい反応はごちそうで、とても支えになります。やめないでこられたのは、一重に皆さんの体験

足もとの小さな世界

整体の帰りに、堰を切ったように、友人が 「ずっと周りが見えるのが怖くて下むいて歩いてた。」 と言いました。 多分、整体でつま先見てあるいてるやろ、とか、そんなことを見抜かれてのことだったような気がします。 つらかったな、と、私がいったか、無言できいていたか、もうおぼえてないくらい昔の話。 でも、その友人はいつも小さな虫や小さな花を見つけていたのを 私はずっととなりでみてきました。 いつも小さな花を持って帰ってくれるのは、そこに目がいっていたからだったね。 なに

音楽室〜情報共有ツール構築まで

(この文章・東京講座の受講者さんに、メールで送ろうとしたのですが、あまりに長たらしく、なかなか本文に行き着かないので、カットしましたが、捨てきれず、ここにもってきました。) 
愛媛にこもって考えたこと皆様ご無沙汰しております・・・(中略) ・・・・・・こちらでは、 このコロナ禍の生徒たちとの交流をとおして、 音楽を続けることの意味をとらえなおすこととなりました。 そして、 いわゆる 音楽教室ではなく、音楽をともに学ぶ場所として「音楽室」へ、と、 名称だけでなく、概念も変

オンラインサークルひと月経過報告

4月の最初にオンラインサークルをはじめて、ひと月が経ちました。 描いて育てる音楽「音楽プロセス体験」の会 、です。 今のところ、プランの選択は一つ、楽しくコースが立ち上がっています。 参加者が7人、多すぎもせず、少なすぎもせず、関わり方もそれぞれで良い感じでスタートを切ることができました。すべてが良いバランス。 サークルはutena drawing (音楽を描く)という方法を用いながら音楽のプロセスを感覚から育てていこう、というものです。 楽しくコースは ひと月単位で継