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『戦場のメリークリスマス』(サントラ)を当時最高の音質で聴いてみたかった #はじめて買ったCD

私がはじめて買ったCDは映画『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラック・アルバムです。

『戦場のメリークリスマス』CDアルバムのジャケ写(表)
『戦場のメリークリスマス』CDアルバムのジャケ写(裏)

映画が日本で劇場公開されたのは1983年5月、サウンドトラック・アルバムも同時期にロンドンレコードからリリースされました。

私が買ったのはポリドール株式会社が発売したもので、CD本体に「P1985」と印字されています。

下の方に「P1985」の文字が

アナログレコードからCDへの過渡期

1982年頃にデジタル音源のコンパクトディスク(CD)が登場すると、それまでEP盤、LP盤と呼ばれて当然のように聴かれていたアナログレコードは数年でその座を奪われていくのです。

『戦場のメリークリスマス』のサウンドトラック・アルバムの解説にも次のような一文が書かれています。

コンパクト・ディスク・デジタル・オーディオ・システム
小型で使い易い再生装置によって、最高のサウンドをお届けします。この画期的なコンパクト・ディスクの実現は、レーザー光線とデジタル再生の結びつきによってもたらされました。

『戦場のメリークリスマス』サウンドトラック・アルバム
『戦場のメリークリスマス』サウンドトラック・アルバムの解説書
コンパクト・ディスク・デジタル・オーディオ・システムについて

喜び勇んでCDを手に入れた結果

大学を卒業してサラリーマンになった私は、最初のボーナスが出ると欲しかったオーディオ機器を揃えました。もちろんCDプレーヤーもです。

映画『戦場のメリークリスマス』のヒットによりメインテーマが毎日のようにラジオから流れていました。それを聴いて坂本龍一さんの音楽が醸し出す世界観に魅了されていた私は、CDで聴きたくて真っ先にそのサウンドトラック・アルバムを買いに行ったのです。

メインテーマの『メリー・クリスマス ミスターローレンス』は始まりの包み込まれるような響きからピアノ(キーボード?)演奏と素晴らしいサウンドを堪能できました。

しかしサウンドトラック・アルバムなので、メインテーマが終わると映画のシーンに出てくる雑踏の音がBGMとともに流れる感じで、正直なところアルバムを通して聴いたのは1回か2回程度だと思います。

もちろん『メリー・クリスマス ミスターローレンス』はことあるごとに聴きたくなって、サウンドトラック・アルバムを取り出しては1曲目を繰り返し流します。今でも大好きなCDであることに変わりはありません。

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実は『戦場のメリークリスマス』(サントラ)と同時期に買ったCDがあるのです。どちらが「 #はじめて買ったCD 」なのか思い出せず、あるいは同じときに買ったかもしれません。


そのCD『ソニー・ロリンズ ザ・ソロ・アルバム』については別途書く予定です。

#はじめて買ったCD #戦場のメリークリスマス #坂本龍一 #クリスマス #サウンドトラック


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