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非日常が日常、東大生の悩み

みなさんこんにちは、みちです!
今回は題名にある通り東大生として生きていく時に感じる悩みを書いていきたいと思います。
東大に入ってよかったって思ったことはたくさんあります。ですが東大に入ったからこそ感じることがたくさんあります。
非日常が日常になっている東大生の悩みについて紹介していきます。



勉強が大変

これはもう言わずもがなでしょう。
勉強は当たり前に大変です。先生は無理難題を課してきます。
テスト前だけで済ませようという考えを持っていると確実に終わります。(もちろん授業にもよりますが…)
当たり前のように、英語の論文を読ませようとしたり、わかっている前提で授業を繰り広げてきます。

大学の先生はとても頭がいいです。そのため、学生の気持ちが分からないということもあるのでしょう。
わかりやすい授業を受けられる、というよりは、すごい先生の授業が受けられる、という認識の方がいいと思います。


東大生というレッテルを貼られる。

これはよく聞いたことがあるかもしれません。
「東大生なのにこんなこともできないの?」と言われることはよくあります。
東大生って人間なんですよ。できることもあればできないことももちろんたくさんあります。
それなのに、あたかも全知全能の神様かのように扱ってきて、その期待に応えることができないと落胆されるのです。

就活の面接で、「あなたの人生について教えてください。」という質問をされ、回答したら、「東大生だな〜って回答でした。」と言われたという話を聞いたことがあります。
東大生だというだけで何かとハードルが上がってしまうのが現実です。それによって落胆される、までが日常のテンプレートです。
そのため、外部の人に「東大生」ということを隠している人はたくさんいます。


自分に対してもハードルが上がってしまう。

先ほど、レッテルを貼られると書きましたが、これは自分自身に東大生というレッテルを貼ってしまう、なんてこともあります。

みなさんは休日の楽しみはなんですか?友達と遊んだり、ゲームをしたり、デートをしたり。もちろん東大生も休日の楽しみ方はこんな感じです。しかし、自分は東大生であるから、他の人よりも将来を豊かなものにしなければいけない。勉強をして研究者にならなければいけない。なんて考えが頭のどこかにあります。そのため、未来に対してのアクションをしていないとどこか罪悪感を感じてしまう、のです。

東大生にはうつ病にかかる人が多いそうです。
これはより良い将来に向かって何か行動をしていないといけない、しかし何もできていない、という気持ちが他の人たちよりも強いからだと思います。

また、東大生は受験勉強をたくさんしてきました。死ぬ物狂いで勉強した人なんてザラにいます。その人たちは「昔の自分はあんなに頑張っていたのに、今の自分は何もできていない」と感じてしまいます。
何もできていないわけではないのです。というより並の人よりも何か行動をしているはずです。しかし、頑張った自分が比較対象になってしまうので、精神的に苦しいものがあるのです。


才能の差を感じてしまう。

東大生は、天才の集まりです。日本一の頭脳たちが集まります。そのため、「ナントカオリンピックメダリスト」、「どこどこ高校首席」、なんてそこらにいます。
何かに尖った人がたくさんいるので、今更勉強を始めてもこいつには敵わない、と日々感じてしまいます。
それがモチベーションになる、と言われればそうかもしれません。しかし、毎日そのような環境にいると、自分の存在意義を見失ってしまいます。

これは勉強だけではないです。東大は学生の数がとても多く、全国から学生が集まっているため、運動やその他の活動でも優秀な人がたくさんいます。
学生皆、根は真面目なので運動ができる人が多くても不思議ではないです。
インターハイ選手もいます。

東大は青天頂です。




終わりに

幸せな悩みかもしれませんが、たくさんの学生が苦労しているのは確かです。
もちろん東大の良いところはたくさんあります。ネットを探せば、ごまんと「良いところ」が書いてあります。私自身も東大に入ってよかったなと感じています。
東大を目指す人は覚悟を持って、頑張ってください。
以上



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