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大家好!(みなさん、こんにちは。)この記事では、東京大学教養学部前期課程の1,2年生が過ごす駒場キャンパスの様子をご紹介したいと思います。
早速、井の頭線の駒場東大前駅から、キャンパス正門へ向かいましょう!

▲駒場キャンパスの全体像  (画像引用元)


1.駒場のシンボル ー1号館ー

正門をくぐると目の前に見えてくるのが、1号館です。この建物は旧制第一高等学校時代からのもので、国の有形文化財にも指定されています。1号館では第二外国語の授業が行われることが多く、様々な言語が飛び交って(?)います。私たちも中国語の授業でお世話になっています。


 ▲威厳あるたたずまい。本郷の安田講堂に似せて作られたそう。


2.ちょっときれい!? ー5号館ー

1号館を出て銀杏並木の通りを横切って少し進むと、いくつかの建物が集まっています。この左奥にあるのが、5号館です。この5号館、私たちは中国語二列の授業で使っている他、いくつかの総合科目(各分野の入門編のような授業。自由に選択できる)の授業にも使われています。(「生態学」や「現代生命科学」など)。

教室の印象は、「ちょっときれい」という感じです。新しい建物のせいか、さっぱりした様子です。


▲5号館での中国語の授業


3.試験会場になるかも? ー12号館・13号館ー

通りをはさんで5号館の向かいにあるのが、12号館や13号館です。ここには大きな講堂のような教室もいくつかあり、総合科目などで利用します。

文一の受験生の中には、今年はこの建物で試験を受けた人もいました。私自身は13号館の大教室での受験でしたが、結構窮屈だった記憶があります。また、大きな部屋なので、リスニングの音質が心配でした。幸い前列の方だったので救われましたが、リスニングの聞きやすさは多分に運による……と思います。


4.最先端のおしゃれスポット ーKOMCEEー

銀杏並木に沿って東へ進みましょう。左手に見えてきた真新しい建物が、21 Komaba Center for Educational Excellence、通称KOMCEE(コムシー)です。ここは2011年に完成した、「滞在型の学び」を目指す新しいコンセプトの建物で、丸い机のおかれた教室やきれいな自習室など、様々な設備が整っています。EASTとWESTの二棟に分かれており、FLOW(英語のスピーキング)の授業や、オンデマンド授業の視聴などに使っています。


▲KOMCEE外観(画像引用元


5.混みすぎ! ー学食ー

朝から授業でおなかすいたな~。そんな学生のためにKOMCEEの斜向かいにあるのが、学食です。大学生協の運営しているもので、カレーやラーメン、定食などが食べられます。

しかしこの学食、一つ大変な問題を抱えています。

それは……混みすぎ! ということです。

毎日の昼休みには、授業が終わった学生が一挙に学食へ押し寄せて長蛇の列となっています。1号館のあたりまでにはゆうに届くほどの行列です。2限や3限がないときは少し時間をずらして食べる、あるいは大学の外で食べる、という工夫が必要なところです。


▲学食前の様子 (画像引用元


★色々使える・学食横のテラス

実は学食の隣にはベンチと机があり、2階にはテラスがあります。空きコマに課題をやったり、友人とおしゃべりしたり、何かと便利な場所です。


6.知のオアシス ー駒場図書館ー

そんな学食の隣にあるのが駒場図書館です。学生にとっては、レポートや発表で使う文献を探したり、自分の読みたい本を借りたり、自習スペースとして使ったり、なにかと重宝する場所です(かくいう私も、今駒場図書館2階の閲覧席で、この記事を書いております)。地上4階・地下2階建てで、蔵書は70万冊近くにのぼります。
駒場図書館について、詳しくはぜひ図書館のホームページもご覧ください。

▲図書館外観 (画像引用元


以上、駒場キャンパスの建物を紹介しました。歴史ある1号館と、21世紀をコンセプトにしたKOMCEE、行列のできる学食など、駒場キャンパスの様々な面を知っていただければ、幸いです。

今回の企画では、1号館で行われる中国語の授業はどんな感じ? 先輩たちのおススメ学食メニューは? など色々な記事を紹介しています。ぜひ合わせてご覧ください。
それでは駒場東大前から井の頭線で帰宅の途につきましょう。
再见!(またお会いしましょう!)

(担当:Y.U.)

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