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(うとQ世話しお知らせ 2023 1/7「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ 141 内 ボスと外国人スタッフの会話しリーズ15「端(はな)の独身、脳内ブレスト」の発売)

2022/12/16
(うとQ世話しお知らせ 2023 1/7「原稿用紙3枚以内掌編小説シリーズ 141 内 ボスと外国人スタッフの会話しリーズ15「端(はな)の独身、脳内ブレスト」の発売)
●案内文(本文、序からの引用) 
「芭蕉の俳句が手本。このコンセプトを活かし、今少しガイド的な言葉添えをした新しい表現形式が出来ないものか?」
で、今回からその訓練がてらに掌編小説を原稿箋3枚以内で書き表すトライアルを始める事に致しました。

●2022/12/16本日のオマケ記事
⒓月1日より前段の父子会話シリーズに替わり、本編は新シリーズ「ボスと外国人スタッフの会話」シリーズとなります。
本書は新シリーズその15、通しNoでは㊿+㊿+㊶でございます。

2022/12/16-2
(オマケの英語教室 foreign)
●我々日本人の無意識の思考法は日本語の特性によるところが大きいような気がしております。
曰く
様式美重視
間違いを許さない
厳密且つ精緻

結果、我々の思考習慣や生活態度の中の大半が是に縛られてしまっているような気がしております。
その元を作り出している日本語ですが、その日本語に於いて
約束事や決まり事、idiomが多く、前へ進もうとしてもなかなか進めなくなります。
更には有識者の方々が「日本語が乱れている。正しい日本語を話せ」とおっしゃいますものですから増々がんじがらめになって参ります。
その、極言すれば「精緻志向」の考え方や
それに基づいた「日本語単語1に対して英語1単語が同数存在するはずである」という日本語の特性から「勝手に類推した」考え方や見方を
フレキシブルでアドリブライクな英語の学習にそのまま当てはめてしまいますと、
その本質の相反性から
探し物を求めて全く反対方向に歩いて行く様な
「完全にマイナスの学習効果」が最終結果として出てくることになる様な気がしております。
ですので、直感的なものを表現するには英語が適しており、日本語はその論理性、精緻さが促す思考飛躍鎮静効果即ち冷静化には向いていると思われますので、夫々の特性を生かしたTPOに応じた使い分けや学習法があってもいいのではなかろうかと考えております。
それを促すためには英語と日本語の上に来る上位概念が必要となりますが、自分はそれを各国語の言葉の「原義」「語義」に求めるのが有効ではなかろうかと思っております。
以下、その例をご参考までにご提示申し上げたいと存じます。

●我が国ではforeignerを外人、外国人と訳します。或いは呼んでおります。
 Ministry of Foreign affairとは外務省の事で、此処でもforeign(affair)には「外」務と「外(そと)」の呼称が付いております。
処がforeign, foreigner, foreign affairに共通して付いているforeを含んだ別の英単語
例えば
Forehead(額ひたい)や
Forecast (予測)等
同じforeが付いているにもかかわらず我々日本人には事前では全く予想すらしない訳語が付いております。
となるとforeと言うのは、その原義、語義は一体何なのかという事になりそうです。
Foreign, Foreigner, foreign affair, forehead, forecastに共通する概念は何なのか?
処でforehead(額)は「前」頭に存在します。
又forecast(予測)は先(=さき=「前」=さき、まえ)に対する推測推量です。
共通しているのは「前」であり、何処にも「外」の文字は出てきておりません。
ならば次にforeignとforehead, forecastに共通する更なる上位概念は一体何なのか?
自分が思うに、それは内か外かでもなく、前か後かでもない、foreの表す上位概念とは「(行った)先(さきにあるもの)」を表しているのではなかろうか?と。
大陸では「行った先」は陸続きです。昔シルクロードと言われたその道をラクダに乗って交易に向かった隊商(キャラバン)を思い浮かべて戴ければ、間に海がないので、その陸続きを実感して戴けるかと思います。要するに内外(うちそと)の概念があまりないのです。
処が四方を海に囲まれた我が国では「行った先」は必ず「海の向こう」であるために海を間に挟んだ「内と外」の概念が無意識に根付いたのだと推測されます。
其れ故foreignとつくと直ぐに「外」が思い浮かべられ外国、外国人、外務省と訳が付いた様な気が致しております。
そしてこの「外(がい、そと)」と言う一語が付いてしまった為にforeignerの事を「外者(よそもの)」として疎外感、異質感を持って受け止める様になってしまったのではなかろうか?と。
つまりforeignの意味する処の言葉の原義と、我が国に於ける「外」の規定の仕方の地理的な成り立ちを十分に理解できておれば、こういった誤解が生まれる事も無かったろうかと思う訳です。
その不幸な相互不理解を払拭する為にも今後は相互の言語の「原義(core image)を咬み合わせて教える教育」必要な気がしておる次第で御座います。

(追記)
因みに英語のmother land英国も四方を海に囲まれた島国ですが、英国の地は元々ブリテン(イングランド)、スコットランド、アイルランド等島内に別々の国があった訳ですし、海と申しましてもドーバー海峡を渡ればすぐにフランスだったことを考え併せると「外」の概念が余りなかったのではなかろうかと推測しております。
猶、本日の和文を英訳する力は未だ自分には御座いませんので、不誠実ながら略させていただきます。

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