うとQ世話し 「蟻の穴」から

2021/4/11-2
(うとQ世話し 「蟻の穴」から)
前の記事。
自分を知っている方には、ある程度伝わった様なのですが、初めての方には矢張、何の事やらさっぱり分らなかった様で。
文章力や構成、伝達能力のなさを痛感致します。
そこで、改めて今少し分かり易い様に書いてみたいと思います。
簡単に申し上げますと
「途轍もなくドでかいものに挑みかかってみたい」
という事なのです。
小さいもの(又は物事)の上に君臨して、ふんぞり返ってみても詰まらない。
ここでいう小さいものとは、もちろん自分の感じ方の上での話ですが、譬えて言えば世間ではトンデモナク大きく見られているGAFA+M(google, Apple, FACEBOOK, amazon, Microsoft)は、自分には、そんなに大きく見えないのです。
曰く
「いろいろ言っても、詰まる所、お金の世界の住人の話でしょ」
という様な。
自分は人に動いて戴くのに、札束で横っ面をひっぱたいたり、釣り竿に札束をぶら下げて「お手、お手」ばかりをさせたりする様な遣り方も、それする人間も大嫌いです。
どうせ動いて戴くなら「心の琴線」に触れて、納得づくで自発的に動いて戴ける様な方向
(システム作り)を目指したい、と思っております。
無論今現在は、何もできておりませんが、向かいたい方向としては、その方向です。
しかし上述の意見に対して、こういわれるのは既に分かっております。
「そんな絵空事で、お金の力に勝てるものか。お花畑思考もいい加減にしろ。いい歳こいて、阿保だな」
と。
しかし、科学的な思考(方法)を用いれば、あながちあり得ない話でもないのです。
以前お話申上げましたが
「蟻の穴から堤が崩れる」
という古人の教えの応用です。
詰まり、堤というのは膨大な水圧に耐える様に設計されております。堤が相互に支えあい、且つまた水圧が分散される様に設計されております。橋がアーチ状になっているのもこの原理に基づいております。
もし、この相互に支えあい、且つまた力を分散させる礎石(corner stone)の一角に「蟻の穴」が開いたら、支えあう力が一転して相手を押しつぶす力に変わり、あっという間に全壊する事もあり得る訳です。
もちろん、そうする目的は、単なる破壊の為ではなく「創造的破壊」のワン・ステップとして、です。
自分はこの「蟻の穴」当たるのが何を隠そう前述の「金銭(きんせん)」ではない、心の「琴線(きんせん)」だと見立てている訳でございます。
その一点が見つかれば世界はオセロゲームの最終手で、黒が白の駒に全部裏返るが如き展開が起こる可能性もありそうな気がしているのです。
無論自分は、その案を提示したいだけで、その胴元として君臨しよう等とは全く思っておりません。そういう事が「大嫌い」なので。
ただその一点は、自分の目にはどう見ても「アブノーマル」にしか見えない今の状態を「ノーマル」方向に流れを変える為だけに見つけ
「無理強いはしないけど、よかったら試してみてね」
と後代に言い残してあの世に旅立ちたいなぁと思って居る次第でございます。

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