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相手に道徳を求めない

昨日、今日と家でおとなしくしている。
もともと引きこもり気味だし、試験が中止になったので、大学から送られてきた試験の代わりの課題もやらないといけないので、べつに家にいても苦ではない。
むしろ雪なんて降ってきたら、今日は日曜日でよかったわーなんてのんきなことを思いながら、思う存分ゴロゴロしてしまう。
だけど、雪のみならず、不要不急の外出制限がなされていり状況でも、仕事に行かないといけないひとたちがいる。

わたしの仕事はどう見ても不要不急である。「要」「急」の要素がこれっぽちもない。それなのに、また明日から通勤電車のスペースをわたしが多少なりとも占有してしまっていいのだろうかと思う。

ウイルス感染の危険にさらされながら、「要」と「急」を要請されて仕事をするひとたちは、医療関係者だけではない。日々の生活に欠かせないものを扱う小売業のひとたち、さらにその後ろにはそれらの流通や製造を回さないといけないひとたちがいるはずだ。医療関係者だけではない。日々の生活に欠かせないものを扱う小売業のひとたち、さらにその後ろにはそれらの流通や製造を回さないといけないひとたちがいるはずだ。それ以外だって、介護は24時間必要だし、社会インフラだってひとがいなくては動かないだろう。うちのマンションの管理人さ、雨の日も雪の日もコロナの日もゴミを出して掃除をしてくれる。それ以外だって、介護は24時間必要だし、社会インフラだってひとがいなくては動かないだろう。うちのマンションの管理人さんは、雨の日も雪の日もコロナの日もゴミを出して掃除をしてくれる。
それ以外だって、介護は24時間必要だし、社会インフラだってひとがいなくては動かないだろう。うちのマンションの管理人さんは、雨の日も雪の日もコロナの日もゴミを出して掃除をしてくれる。

昨日スーパーに行って普通に買い物してきたけど、考えてみればこれって普通じゃないんだよなと思った。
彼らはマスクはしているものの、それ以外は無防備で接客や品出しにあたっている。
スーパーやドラッグストアだって、たとえば週に何回かの営業に縮小すれば、従業員がリスクに晒される危険が多少は減る。そんなことをすればパニック状態になった客が押し寄せて、それはそれでたいへんだろうけど。
とまれ、そうやってあのひとたちが仕事をしてくれてるから、わたしたちは今のところ日々困ることなく生活ができている。

てなことをリアルな場面で言うと、店の方だって売上が下がっちゃ困るだろうし、従業員はバイトだったら休んだら給料もらえないし、向こうだってボランティアじゃないんだよ、みたいなことを言うひとが必ずいる。
たとえそうであったとしても、そんなことわたしたちには関係がない。相手の善を信じないくせに相手に道徳性を求めるのは、おかしな話だと思わないのだろうか。
それに単に金儲けが目的だったとしたら、今ごろいろいろなものが便乗値上げされているはずだ。
ネット通販なんかではそういうケースもあるらしいし、どこかのドラッグストアがマスクを抱き合わせ販売をして怒られたりしたらしいけど、わたしの見る限りにおいてはほぼ通常どおりだと感じる。

欧米の市民が、医療関係者たちに向けて感謝の拍手をするという映像がときどきTwitterに流れてくる。
日本は文化がちがうから、べつのしかたで感謝の意を表すんだと思う。
わたしももうちょっと、身近なひとたちにひと声かけてもいいんじゃないかなと思った。
明日、管理人さんに会ったら、ありがとうくらいは言おう。

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