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元気をもらうランチ

出勤した平日の昼食は必ず外食する。店の選択肢がかなり豊富なところに会社があるから、たぶん1年間毎日違うところで食べることができると思う。それなのに行く店はなんとなく限られて、そのあたりのローテンション+あんまり行かない店にたまに行ったり、新規開拓してみたりする。わたしのグーグルマップには気に入ってる店、今度行ってみような店などで旗がいっぱい立っている。

ランチのローテーションに含まれる店はおいしいのはもちろんだけど、まずいわけではないが特別おいしいわけでもない店も含まれる。
そのまずいわけでもおいしいわけでもないお店たちは、昼食後カフェかなんかでのんびりしたいからぱっと食事を済ませられるとか、あんまり客として気を使わなくていいとか、ほっとする雰囲気とかそんな感じの店だ。

だからわたしは飲食店に味のよさだけを求めているわけではないんだなと思う。
必要以上にしょっぱいの対応をされる店はどんなに味が良くても行かないかな。べつにちやほやしてほしいわけじゃないし、ちやほやされたかったらホストクラブ行くし(行かないけど)、でも気分が下の方向に行ってしまうような対応の店はやっぱりきつい。飲み屋でこっちが酔っ払ってる状況だったらそれでもいいかもしれないけど(飲まないけど)。

あと食べながら気を使って話すのが苦手なので、放っておいてくれる店がいい。だからなのか、常連さん多めの喫茶店とかわりと好き。一見さんはほっといてくれるから。
わたし自身も常連にならないように、気に入って一時期通うことはあっても週に1日以下に抑えている。

ほんとうはお弁当でも作って持っていったほうが健康にもお財布にも優しいのはわかってるんだけど、オフィスに一日中いるのに昼食までデスクでとるなんてのはちょっと耐え難い。フランスでは職場で昼食をとることを禁止する法律があるらしい()。衛生面を考慮してとのことだけど、精神衛生的にも必要なことだと思う。

店に行く往復でけっこう歩くし日光も浴びることができるので、健康面でのメリットはあるし、飲みに行ったり気張った店に行くこともほとんどなくなったので、その代わりにお昼にお金をかけてもいいだろうし、なにより元気をもらえるんだからいいでしょうってことで辻褄を合わせている。

#元気をもらったあの食事

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