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ただの振り返り

冬至が過ぎ、クリスマスも終わりに近づきつつあり、あー今年ももう終わりね、早かったわね、なんて毎年の常套句を独りごちながら、もう明日から冬休みでもいいんでないのという気持ちでいる。土日がクリスマスだとこうなるからよくない。
さて、達成できる気がしないから新年の誓いは絶対に立てないけど、未来より過去に生きる人間なので振り返りはちょっとしてみよう。

今年もとくに新しいことにはチャレンジせず、「食う寝る働く」なルーチン生活をおくった。
やりたいことはあるのだが、自分の中に巣食う臆病虫が行動を止めている。言い訳になるけど、あまり無理やり流れに逆らって動くとろくなことが起きないので、自然に体が動くようになるまでこちらはもう少し寝かせておく。

春先に入院したとき、ひまだったのでいろいろ考えた。そのときに、そうだ自分が不快なことを我慢するのはやめればいいんだ! と大発見でもしたかのように病院のベッドの上で膝を打った。
具体的には、冬になると寒いマンションから2階以上で日当たりのよいところに引っ越し、仕事は効率よく働き余計な仕事を増やさず極力残業しないようにし、フレックスを使って勤務時間を1時間前倒しにして、朝型生活を崩さないようにもした。
こうして振り返ってみれば、今年は自分の内側とごく近い外側を整えることに費やしたという感じだった。
もともとマイペースに見られがちなのがさらに拍車がかかったという感じに見えるかもしれない。

今年大きなチャレンジはしてないけど、やったことないから、めんどくさそうだからなどという理由でやらないってことだけは避けるよう心がけてきた。
清水の舞台のような大きなことに限らず、脚立の一段目から飛び降りるくらいのことすらしないと、年齢的にもどんどんだめになっていく気がするので。
自分で死ぬ時期を選べるんならいいけど、長生きしちゃう可能性もゼロではないので、できるだけ頭も体も健康にしときたいのだ。

それにホームにばかりいたらろくでもないことになる。べつに転職するとか異なるコミュニティに入るとかじゃなくても、初めてのことをするだけでアウェイ感って味わえるから、居心地が悪くても定期的にアウェイに行っとかないといけないなと思っている。
ってなんだかずいぶん偉そうなこと書いてて恥ずかしくなったわ。
皆さまよいお年を。


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