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ただの日記

世の中はお盆である。わたしは会社がとくにお盆休みというわけでもなく、帰る故郷もなければお盆に墓参りに行く習慣もなく(お彼岸に行く)、ただの土日だった。
今ではスーパーもおがらなどのお盆グッズを7月と8月の両方に売るようになったけど、そもそもわたしの育った地域ではお盆は7月なのだ。お盆的なことはなにもしないけど、父が77歳で亡くなって11年、母は78歳で1年くらいのことは一応覚えている。
どうでもいいけど、39歳と49歳で親を亡くすって、わたしの年代ではちょっと早い気がする。結局、育児も介護もしない人生になった。

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盆明けを待たずに東京は涼しくなってしまった。今年は暑くて寝られないという夜が数日しかなかった気がするし、保冷剤を首に巻いて寝ることが一度もなかった。
だましだまし使っていたエアコンがいよいよ完全にエアコンとしての尊厳を捨て去った。いろいろあって、暑さのピークがすぎてからようやく新しいものを設置できたけど、今夏中にスイッチを入れることがあるのだろうか。
長年生きてるのにエアコンを買うのは初めてで、手こずってしまった。ちょっとした規定外のことがあると、量販店(から委託された工事業者)では対応できないことがわかった。
たいして考える必要のないことはわりにさっさとやる方なんだけど、エアコンに関してはちょっとぐずぐずしてしまった。たぶんケチだから。
ケチと先送りはいいことがないということを学んだ。ものによっては地域の電気屋さんで買う。こうやって経験が積み重なっていく。ま、死ぬまでにエアコンをもう1回買うか買わないか微妙だけど。

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オリンピックや感染者の増加で躊躇してたけど、もう頭が限界で2カ月近くぶりに美容院に行った。
雨とお盆のせいかひとは表参道はいつもよりひとが少なかった。外出ついでに美術館にも行きたかったけど、病気になりたくないので用がすんだら速攻で帰ってきた。

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夜中の2時ごろに屋外の防災警報が鳴って、目が覚めた。中学生くらいのときはあれくらいの音とか多少の地震なんかじゃぜんぜん目が覚めなかったから、目が覚める年齢になってよかったと思う。

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今日が返却期限なので、内容的にも質量的にも重い本を最後まで読み切る。拾い読みができないたちなのでガチで読んでしまうけど、3週間で読めた。
この本の内容が真実だとしたら、今までずいぶん勘違いしてきたし、当時のドイツを舞台にした映画なんかもほとんどはこの本とは違う解釈を元に作られていると思う。
わたしはもともと自分のなかの正義とか倫理観なんて信じていない、というか平和なときに限定されたものだと思っているれけど、これを読んでますます自分の正しいと思っている信念なんて何かあれば容易に消滅し、他のもので代替されてしまいそうだし、さらにそれを正当化するんだろうなと思った。

わんこそば的タイミングで図書館から次の予約の準備ができたとのことで、なんで予約したのかまったく覚えていないんだけど、こちらも文庫とはいえ、600ページなのでけっこう分厚い。何の修行をしたいんだ、自分。

冤罪と人類


これはAmazonで買った。来月までお楽しみにとっておく。

動物のお医者さん

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出勤すると料理をしなくなるので、今日は久々に米を炊いて魚を焼いた。サバはどんな食べ方でもおいしい。

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昔の経験から夏になると気分がふさぐことがあるので、ずいぶん昔の動画だけど、久しぶりに見て笑わせてもらった。


こちらはTwitterで流れてきた。何度も見ちゃう。

うちの猫はやはり同族だから、猫ちゃんのしゃべりor歌声が聞こえると「なに?なに?」って目でわたしの顔を見る。通訳してほしい。

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