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いつでもどこでも誰とでも、インプロができるようになりたい

「いつでもどこでも誰とでも、インプロができるようになりたい」

インプロバイザーであれば、一度は考えたことがあるテーマではないだろうか?かく言う僕も、何度も考えたことがあるテーマである。

一方で、それを実現するのは思ったよりも難しい。特にストーリーテリングは共通認識がないと積み上げていくのが難しい。

僕はストーリーテリングのインプロが好きなので、ここ2・3年は「いつでもどこでも誰とでも」という考えはあまり持っていなかった。(去年ノルウェーでリー・ホワイトがお客さん3人とインプロするショーを見て、それは素晴らしかったものの「自分には難しい」と感じた。)

ところが……

最近マイズナーインプロをやってみて、もしかしてこのインプロだったら「いつでもどこでも誰とでも」を実現できるのでは、と思うようになった。

マイズナーインプロとは、マイズナーテクニックを活かして行うインプロである。(「クロサワインプロ」と同様、僕の造語。詳しく説明すると長くなるので省略。)

マイズナーインプロでは「自分に起こることは全て相手から」を大原則に、相手を観察して、それに自分が反応していくことでシーンを生み出していく。

このインプロの利点は数多くあるが、そのひとつに「相手が何をしてもそれがオファーになる」という点がある。

ストーリーテリングのインプロではお互いに積み重ねていく感覚があって、それが面白さでもあるのだが、逆に言えば壊れてしまうものでもある。例えるなら、ジェンガを積んでいたのに倒してしまうようなものである。

一方、マイズナーインプロでは相手に反応するだけなので、ストーリーを積み上げなくてもシーンが生まれていくという感覚がある。(もちろん、そもそもの設定の否定まで行われるとさすがに厳しいが、そんなに起こらない。)

そしてこの感覚でインプロをすれば、「いつでもどこでも誰とでも」に近づけるのではと思っている。

というわけで……

9月26日(火)にゲスト3人を招いて、インプロショー『今宵のインプロ』を行います!この日は「コーチたちの夜」と題して、コーチ3人をゲストに招きます。3人はいずれも初インプロショー。その3人と順番にインプロを行っていきます。(先述のリー・ホワイトのショーを参考に。)

果たして「いつでもどこでも誰とでもインプロできるようになりたい」がどこまで実現できるか、チャレンジしていきます。どうぞお楽しみに

お席まだあります&渋谷駅近くとアクセスもいいので、ご興味ある方はぜひお越しください。お待ちしています!

(写真は最近セルフ写真館で撮った写真。セルフ写真館、けっこういい。)

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