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怒られることが怖いの対処法

みなさんは、怒られるのは怖いですか?僕は怖いです。まあ、誰しも怒られることは好きではないですよね。

今回は“セラピスト 菊川マリアの公式ホームページ” 「怒られるのが怖い 怒られるかと思うとビクついてしまう そんなときの対処法」

https://kikugawamaria.com/archives/2817.html

から、引用させていただいて、自分の意見を話したいと思います。

1.“怒られることが怖い原因とは?”

1)“過去に酷く怒られたことがある為、過剰反応している” “幼少期に酷く人から怒られた経験がありそれがトラウマになっているケース”

これは、僕もトラウマまでとはいかないのですが、父が非常に短気で大声を出し、夫婦喧嘩も派手にやっていたので、どこか、大きな声や叱責にビクビクしている部分が今でもあるのではないかと思っています。

筆者の文には“自分の中に怒られて縮み上がったチャイルドが存在していて、そのチャイルドが自動的、反射的に現れ、知らず知らずのうちにそのチャイルドに心と身体をハイジャックされてしまうのです。

そして、人から自分に向けられた怒りに対し、無力な子供の自分でしか対応できなくなってしまい、その結果、人から怒られることが、ものすごく怖くなってしまうのです。”とあります。

これは、「インナーチャイルド」っていうモノなんですかね?

僕にはあまり馴染みがありません。

2)“HSP気質である”

“HSP気質は人口の20%程度いらっしゃり、HSP気質は病気や障害ではありません。”

僕も「繊細さん」の本(武田友紀著 飛鳥新社)を読んで、自分に当てはまることが多くありました。

“HSP気質をもった方は、人の怒りの感情に始まり、その怒鳴り声やきつい眼差しに大きく反応してしまいます。”

色々なものに敏感に反応しやすいんですよね。

ちなみに、僕は大きな音に反応してしまいます。風船があるといつか割れるんじゃないかとビクビクして風船から目をそらすことができません。

また、花火を間近で見物できません。あの音が耐えられないのです。

3)“怒られると自分の存在が否定されたように感じてしまう”

“人格を否定された” “存在そのものを否定された” “これは自分に自信がなく、セルフイメージが低い方に多く見られます。”

いわゆる、自己肯定感が低く、他人の評価ばかり気になる人ですね。他人の人生を生きていると絶対、幸せにはなりません。私も自己評価は低めだと思いますが、自分の人生を生きようと最近、思えるようになりました。他人の評価は移ろいやすく、変化しやすく、真実ではありません。

そして、怒られるのは、自分の存在に対してではなく、自分の言動や行動に対してであります。なので、「怒られたぁ!」と落ち込んでいるよりも、怒られた理由を分析して対策を立てなければなりません。そして、「次回は絶対、怒られないようにしよう。」と怒られたことの意味をしっかり掴まなければなりません。

4)“見捨てられ不安が強く怒られると捨てられた、嫌われたと自動的に思ってしまう”

”強い見捨てられ不安を抱えているケース“ ”「怒られる=見捨てられる」という図式が自分の中に出来上がってしまっているのです。“

これは、私の感覚ではいまいちよくわからないのでググってみました。

“見捨てられ不安 人から見捨てられること(実際のものも、想像上のものも、どちらも)に敏感なため、そうなりそうな状況を、なりふりかまわず避けようとします。 相手の感情に敏感で、相手と離れることに強い不安や恐怖、怒りを覚えます。 これは、一人でいること、孤独になることへの耐え難さとも言えます。

境界性パーソナリティ障害 - 酒田駅前メンタルクリニック

https://www.sakata-mental.com/column/borderline_personality_disorder.html

5)“内なる批判者を人に投影してしまう”

“内なる批判者とは、自分の中にいる、自分を厳しい目でジャッジする人のことです。”

これは、自分の内に、自分のことを怒り飛ばしている自分=内なる批判者がいて、それを、怒っている他人に投影するということですね。

他人に怒られているというよりは、自分の内なる批判者に怒られている、もう1人の自分が、自分に怒っているようなものでしょうか。

6)“怒られることをきっかけに、自分の中の怒りがあふれ出ることが怖い”

いわゆる、“逆ギレ”というやつでしょうか。

2.“人から怒られることが怖いのを和らげる方法”

1)“人の怒りが怖い自分に対する否定感、責める気持ちをゆるめる”

“「あぁ、私は、人から怒られるのが怖いんだなあ。」”
これはマインドフルネス的ですね。自分を評価せず、客観的、俯瞰的に見ている。

ちなみに、僕は最後に大きな丸○(まるっ!)って言って〆るようにすると、すっと心に落ちやすいです。

例えば、「あぁ、私は、ダメな人間なんだなあ○(まるっ!)」と口で言って〆るのです。


「○(まるっ!)」の代わりに、「以上!」と言って〆るのもいいですね。

2)“人から怒られることが怖い自分を、自分で守る”

“人から怒られることが怖い自分、そんな自分を守る、もう一人の自分を育てていく。”

怒られている自分の心の中に、それを守っているもう1人の自分がいて、怒られている自分を内から守っているのですね。

もう1人の自分が、怒られている自分に対して、「そうだよね、怒られるの怖いよね」と同情してみたり、「私が貴女を守るからね」「大丈夫、大丈夫、怒られて死んだ人はいないから。」と言ってみたり、まるで、自分の母親みたいですね。そういうもう1人の自分を心のなかに育てると。

3)“自分と人の感情の間に境界線を引く”
“感情の境界線を引くとは、相手の感情は相手のもの、私の感情は私のものと自覚することです” “人の怒りが怖いのは、その怒りを自分の心の中に入れて自分を攻めたり否定したりするからだと気付きました。”

これは何となく、アドラーの「課題の分離」に似ているような気がします。

“「課題の分離」とは 課題の分離をわかりやすくいうと、人間関係のトラブルが起きたときにそれは自分の課題なのか他人の課題なのかを切りわけて考えるというものです。 お互いに相手の課題に踏み込まないようにする事がポイントです。 ... 他者が自分を認めるかどうかは他者の課題であり、自分にはどうすることもできないことなのです。”

「課題の分離」が導く人間関係の築き方 | 医療法人社団 平成医会

https://heisei-ikai.or.jp/column/separation-issues

つまり相手の怒りの感情は相手の課題で、自分でなんとかするものなのです。私になんとかしろというのはお門違いということです。

4)“怒りという感情に対する受け止め方を変える”
“人から怒られるのが怖いという方は、「怒られる=否定される」だと思っている方が多いのでは?”

“怒り(を感じる理由の1つ)は、自分の大事なものを守ろうとする心の動きなんですね。”

何か、自分の大切なものを傷つけられたときに、人間は怒りを感じると。

つまり、怒りの本質を理解しようということですね。決して、相手を否定したくて、怒るわけではないということですね。あなたに大事なものを脅かされたから怒ると。

5)“怒られたら何が起こりそうか?具体的に紙に書いてみる”
自分の考えていることや不安を可視化するというのは、それだけで整理・認識されますね。

怒られて起こりうる最悪の事態とその対策を、紙に書いて可視化します。
これをやると、怒られているのが怖いとかいってられず、怒られたら何をすべきか?二度と怒られないようにするには何を改善すべきか?という本質的な問題解決に導かれます。

6)“怒られた時、相手の言っている内容の事実だけを吟味し、攻撃のエネルギーは受け取らない”

これは、僕が勝手に言うところの「事実と感情の分離」です。

筆者は“「怒りという感情に対する受け止め方を変える」のもう1つのパターンです。”といっていますが、僕は自分の解釈のほうがピンときます。

”例えば、仕事で重大なミスをしてしまい、上司に怒られた。“

自分が何のミスをしたのかという事実はまるで「お経」のごとく受け取るイメージです。

このときの上司の怒りっぷりは、「反応しない」「完全スルー」できれば耳栓をしたいくらいです。それでは、事実も聞こえないのでダメですが…

7)”普段から自責を和らげ、自分を労る練習をする”
これは自責的な自分をそうでない考え方、ものの捉え方が出来るようにしようということで、認知行動療法がうってつけではないかと思うのです。僕も、しなやかなものの考え方を身につけたいです。

8)セルフイメージを高める
これは、大まかな話、自己肯定感を高めるということでしょう。これは、本なりカウンセリングなりで、自習してゆくのがいいと思います。

以上、怒られるのが怖いの対処法と銘打って、書きました。

でも、怒られて怖くない人っていないと思うんだけどなあ…程度の問題ですね。

怒られたショックを引きずっているということは、「事実と感情の分離」ができていないんだと思います。それよりも一刻も早く、怒られた原因と対策を紙に書かなければ!本質的な解決にはなりません。

あとは「怒られ慣れる」というのも大事かなと思います。これは幼少期からの家庭環境、教育現場での経験などで大きく差があります。僕みたいに人の顔色ばかり伺って怒られないようにばかり振る舞ってきた人間は、怒られなれてないと、その感情の勢いに圧倒されて、そのことばかり引きずって本質を見失います(だから、こうやって、学んで、経験をしてっていうのをこの歳でやっているわけです(苦笑))

あとは、歳を重ねる内になんとかなるものではない出ようか?

経験が物を言いますね。

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