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好きなことを仕事にしたい人が、取り組むべき2つのこと

好きなことを、仕事にしたい!

そう思う人は多い。

でも、続いてこうもたくさん耳にする。

「好きなことがわからない」

きっと、こういう感じなのだろう。

好きなことを仕事にしたいから、
楽しそうな職業、仕事、職場、を探す。

または、好きな「こと」は何だろう?と考える。
でも仕事にしたいほど好きなことは思いつかなくて、わからないまま。

探しても、みつからない。
でも、世のトレンドとして、「好きなことを仕事に」というメッセージがどんどん飛び込んでくる。

発信している人は、キラキラ輝いて見える。楽しそう。
なのに自分は・・・何が違う? 私にもきっとあるはず!

また、探す。でも、見つからない。
諦められず、またキラキラした人に会いに行く。
・・・同じことの繰り返し。

もしあなたがこんなループに陥ってるならば。
わからないのは「好きなこと」じゃない。

好き、夢中になる、没頭する、という「感覚」がわからないのではないですか?

あえて極端な表現をしてみると。
ちょっと不感症気味なのかもしれません。

もう何年も、好きすぎる! これが私のすべてっ!!みたいな気持ちを味わっていない、のでは?

もしくは。
大好きなものはある。でも、仕事になるようなことじゃない。だから、仕事とプライベートはきっちり分けている、とかね。

一見、常識的かつオトナな言い分のようだけど。
今好きなことは、絶対に仕事にならないって、本当ですか?

好きなことを仕事にしたい人が、取り組むべきことは、まずふたつ。

①好き!楽しい!嬉しい!という「感覚」が鈍っているなら、取り戻す
②その感覚を、継続的に味わう方法が、仕事として成り立つ形を作る

好きって、モノやコトの「対象」そのものを言うんじゃないんです。
そのモノやコトに触れている時に、自分自身が味わっている「感覚」のこと。

こちらでも以前書きましたが、現代社会では怒りの感情が苦手な人が多いです。

怒りや悲しみなど、ネガティブと言われる感情を避けると、感情の不感症になっていきます。
そうすると、感じる力が深まらないので、怒りも悲しみも感じなくて済む分、嬉しいも楽しいも感じにくくなります。

強い刺激を求めてしまう傾向があるなら、そもそも感情を感じにくいからかもしれませんね。

好きなことを仕事にするって、
仕事を通して、「好き!」という感覚を継続的に味わえる状況を、自分で作る、ってこと。

そもそも、どこかに用意されているものではなくて、自分で作っていくものなんです。
必ずしも、起業やフリーランスといった形とは限りません。
組織に属しながらでも、自分のやりたいことと組織の方向性を合わせ、やりたいことを形にしていくことはできます。

好きなことを仕事にしている人が持つ実感は、こうです。

降ってきたもの、与えられたもの、「そのもの」ではなく。
そこから、自分で掴み取った「結果」である。

先述したふたつのことをやって、「感じる力」と「好きを感じ続けるスキル」を習得したならば。
あなたは、環境に左右されず、自分の好きを貫きつつも、しっかりと社会生活を送ることができるようになっているはずです。

そして、妥協の連続ではなく、コツコツ行動し積み重ねたというクリエイティブな意味で「そこそこ満足な仕事」を手にすることができるはず。
(ここでは、年商など条件的なことではなく、心の充足という意味での満足を意味します)

本当にやりたいことや、自分なりのスタイル、一生続けたいと思える職業や仕事。
それらは、その先、にあります。

バージョンアップした自分にだけ訪れる転機。
次のステージ、です!

ショートカットはできません。
「好きなことを仕事に」は守破離の離、なのですから。

守破離の守をみんな嫌うけれど、それはとっても大切な時期。
本当に欲しいものを手にするための準備期間です。

ラクして手に入るものは、たいしたものではありません。
「その先」へ行った人たちは、例外なく必要な努力をしています。

努力した、苦労した、という実感がないから、「努力していない」と本音で言うかもしれないけれど。
プロセスを能動的に設定し、味わい尽くしただけで、努力と言われる行動の積み重ねすら楽しかったから、自覚がないだけ。
途中つらいことがあっても、プラスマイナスプラスで、結果としてたいしたことではないから、忘れてしまっているだけ。

今いる環境で、自分に今すぐできることで、120%あがいてみてください!

受け身から、自分で掴みに行く方へ、スタンスを切り替えることで、180度手にするものは変わります。
行動してやり切ってみれば、必ず次のステージが見えてきます。

あきらめないでくださいね。人生は自分しだい。
何かや誰かではなく、あなたが感じるものが、あなたの人生を彩るのです。

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