【コロナ禍】勉強のやる気はどこから?
今朝、なかなか衝撃的な記事が出ていました。
こちら、読んでみてください。
この記事によると、
2019年から2021年の、小4〜高3の子ども1万人のコロナ禍における生活と学びの実態について、
「勉強しようという気持ちが湧かない」という質問項目に対して
「とても当てはまる」「まあ当てはまる」と回答した子どもの割合が、
2019年(コロナ前):45.1%
2020年(コロナ禍):50.7%
2021年(コロナ禍):54.3%
とコロナ禍で上昇している と記されています。
(東京大・ベネッセホールディングス合同調査)
この記事、私はTwitterで見たのですが、そのコメント欄は
「コロナ前でもやる気無かったけどな」
「なんでもコロナのせいにするな」
など、調査の分析や記事の書き方に物申すような否定的なコメントが多く見られました。
実際、私も始めは思いました。
私自身、新型コロナが流行り始めたのは大学1年の終わり頃で、正直「めちゃくちゃ勉強しなくてはいけない」という時期ではありませんでした。
ですが高校生の頃には勉強のモチベーションが下がっている時期もありましたし、もちろんこれは誰にでもあると思います。
なので、
「コロナのせいで、勉強のやる気が落ちている」
というような書き方は正しいのか。
そこは少し疑問を抱きます。
ここで、私はある動画を思い出しました。
以前noteの記事にもしましたね。
「卒業生100万人の答辞」
です。
確かに、
「コロナのせいで勉強のやる気が出ない」
という言い方をすれば
「怠惰をコロナのせいにするな」
と言われるかもしれません。
しかし、
誰だって、「学校で勉強だけをしてきた」ということは無いですよね。
コロナ禍以前、私たちが当たり前のように学校で毎日勉強する日々を送ることが出来ていたのは、
クラスメイトや友人たちと協力して創り上げる文化祭や体育祭など定期的な学校行事、
青春の大部分を捧げた部活動など
勉強とそれ以外の環境を
上手くメリハリをつけながら両立させていたから
ではないでしょうか。
それが一瞬にして奪われたのが今の子どもたち
今回で言えば調査の対象となった方々ですね。
学校行事や部活の大会がことごとく中止になり、学校では勉強するしかない。
そんな環境を想像すると、確かに
コロナ禍で、勉強のやる気が出ない
というのもあるのかなぁと思いました。
我々が思っている以上に、
勉強のモチベーションはその他自分を取り巻く周りの環境に依存しているのかもしれません。
コロナ禍で学生時代を過ごした皆さんが、奪われた青春を取り戻すくらいの輝かしい人生を歩んでいかれることを祈ります。
私自身も含めて、ね。
今回もお読みいただきありがとうございました。
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それではまた。
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