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読むとLTがしたくてたまらなくなるマニュアル

社内向けドキュメントに書いた文章を公開したくなったので公開します!

書き始めてみると楽しくなってきて色々書いてみました。本文もタイトルも社内ドキュメントだったので調子に乗っていますが許してください。私もアウトプットを頑張っていこうと思います。

このような文章を書いてほしいと言ってもらえなければ書かなかったので、声をかけてくださった方に感謝しています。社内ドキュメントに対して沢山のアドバイスをありがとうございます。

これより下が社内向けに書いた文章を少し修正したものです。



お前誰よ

株式会社ゆめみの23卒のサーバーサイドエンジニアです。
LTなどを定期的にしています。

LTとはなんぞ?

LTとはLightning Talks(ライトニングトーク)の略です。"Lightning"は英語で"稲妻"という意味。つまり、直訳すると"稲妻トーク"なのです。...まだ何を言っているかわからない?いいでしょう。

"稲妻トーク"の名の通り、LTはいわば「短いプレゼンテーション」のことです。勉強会やイベント、カンファレンスなどで行われる5分程度の短いプレゼンテーションなんかは、LTです。LTには、基本的にルールはありません。(ルールがないというルールですね!)ただし制限時間は設けられていて、時間をすぎると強制的に終了、次の発表者に交代!という流れがあります。多くは3~5分程度、長くても10分程度ではないでしょうか。つまり、時間内だったら何を発表してもOK!どんな風に発表してもOK!どんな小道具を使ってもOK!ということです。なんて自由なんだ。

IT業界でよく聞く「LT」ってなんなの?3つのメリットを知って、きみもLTしてみよう!https://www.wantedly.com/companies/tobila/post_articles/104468

はじめに

「アウトプットしないのは知的な便秘」

という言葉があります。LTやブログ、技術同人誌などで「アウトプット」することで、新しいことを学ぶきっかけになったり、学びが深まったりします。

ssmjpとは https://ssm.pkan.org/ssmjp%E3%81%A8%E3%81%AF/

学んだことをアウトプット(業務で活用、ブログ書く、LTするなど)しなければ、学びを深めることが困難です。アウトプットすることで、未熟な部分や理解が浅いことを把握することができます。把握することが次への学びの第一歩になります。

直接感想が貰えて、人とのつながりが広がる

オフラインの勉強会やカンファレンスの場合は、発表後に直接フィードバックや感想(「発表よかったです!」、「自分も発表したくなりました!」など)をいただけることがあります。感想をもらえることで、また発表したいと思うようになると思います。
発表することで、その勉強会で声をかけられることが増えます。これにより、社外でのつながりや知らない技術について興味を持つきっかけにも繋がります。

「30点で打席に立つ」

100点にするまで我慢してたら、ずっとアウトプットできず「知的な便秘」になってしまいます。何回も打席に立って点数を上げていけばいいと思います。打席に立つことで課題や楽しいことも分かってきます。

LTは楽しい

LTをして交流することは楽しいです。自己紹介や最近のちょっとした学びを5分間で話してしまいましょう。話すことで情報が整理されます。
緊張して「失敗したな…」と思うかもしれませんが、見ている人は大して気にしていないです。あなたが話したいことを話して、視聴者受けはあまり気にせずLTしましょう!意外と刺さる人には刺さっていたりします。

少しでもLTに興味を持った方へ

LTしたいと思った直後に悩むであろうLTの「テーマ」と「タイトル」の付け方について紹介します。

テーマの決め方のコツは?

テーマは「複数のところから学んだことや体験したことから決める」のがいいと思います。1つの情報源から学んだ発表だと理解が浅い場合があります。情報を咀嚼して「あなたの言葉」で伝えるといいと思います。

LTのような短時間で発表する場合、テーマを絞った方がいいこともあります。ソフトウェア設計ソフトウェアのテストのようなテーマだと広すぎるので、「ソフトウェア設計入門でユビキタス言語をつくることについて」のようにテーマを絞ることで視聴者のレベル感やトーク内容を明確化することができます。
そして、話したいことを話す前に「前提知識、条件について軽く触れる」ことはしましょう。これがないと、視聴者を置いてけぼりにしてしまいます。上記のタイトルの場合は「ユビキタス言語」について解説するスライドも作りましょう。

タイトルの決め方は?

発表のタイトルの付け方は以下のスライドを参考にすると無難だと思います。

私のタイトルの決め方

  • タイトルを見て発表内容が想像しやすいタイトルにしています。

  • タイトルを先に決めるのが難しいのであれば、話したいことを箇条書きにしてから、全体像を見てタイトルを決めるのもいいかもしれないです。

  • タイトルとスライドの内容が大きく離れていることはよくないので注意しています。

以下のスライドを見て真似するのもいいと思います。

よくある質問

スライドを作ろう!と思ったら悩むかもしれない「何のツールで作る?」「発表する前にフィードバックは貰う?」などを紹介をします。

何分の発表ならスライドは何枚くらい?

スライドの枚数は話す量や情報量で変わりますが、5分のLTの場合はスライド20枚ぐらいあると丁度いいかもしれないです。(個人の感想)
個人差があるので、ブツブツ話しながら1人でリハーサルをすることをおすすめします。時間を計りながらリハーサルをしてスライドの文字数を調整したり、話す内容を調整して発表時間を調整しましょう。

スライドの作り方(一番の大変かも)

Google Slides

私はよく使っています。URLを共有しておけば、自分のPCがなくても発表できます。

Microsoft PowerPoint

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/powerpoint

安定のツール。便利。

Canva

https://www.canva.com/ja_jp/features/ai-slide/

AIにスライドを作ってもらうことができます。AI機能を使わなくても、綺麗なデザインで作ることができます。

revealjs

エンジニアらしく、マークダウンでスライドを作成できます。使っている方をたまに見かけます。

本番の前に何人かに見せる?フィードバックもらう?

不安であれば見てもらいましょう。見てほしい理由を明確にしておきましょう。

  • 技術について正しいのかを確認してほしい場合

    • 技術に詳しそうな方に見てもらいましょう

  • スライドのデザインなどに不安がある場合

    • 見やすいスライドをつくる方に相談しましょう

  • 話し方に不安がある方

    • 実際に発表を見てもらってからフィードバックをもらいましょう

そこまで不安がない方はフィードバックをもらう必要はないと思います。

何日前には完成させておく?

フィードバックはいらないという方は前日に作るでも問題ないと思います。
フィードバックが欲しい方は1週間前ぐらいに完成させておくとフィードバックを依頼しやすくなると思います。

‼️必ず注意すること‼️

ぜったいに守ろう。

行動規範を読もう、守ろう

「行動規範」(code of conduct)に違反するような発表を行うことは許されません。参加者の行動規範に違反するような言動も許されません。
「ハラスメント」「性的な発言」「容姿に関する発言」など参加者を不快にさせる言動はしないようにしましょう。スライド内でも扱ってはいけません。
以下の行動規範はYUMEMI.grow の行動規範です。YUMEMI主催のconnpassの勉強会に参加する際は守りましょう。

YUMEMI.growの行動規範

終わりに

社外のLT会でも、マサカリが飛んでくることはあまりありません。(個人的な感想)
発表は他者に伝えるためでもありますが、「自身が学ぶため」でもあります。発表やアウトプット、言語化することで知らないことを把握することができたり、理解が浅いということを知ることができます。
定期的に言語化することは「あなた自身の学び」になります。

🔼のサイトで「LT」と検索し、参加してみましょう!最初は視聴者でも参加すると楽しいと思います!参加しているうちに「LTしたい…」と思うはずです。

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