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旅の記録2015 バンコク編2

どうもこんにちワ。

前編に引き続き、初日のホテルに
チェックイン後の様子を追って
いきます。



1.行先


ホテルにチェックインし、部屋に着くも
荷物が来ない。ヤキモキしていたが、
仕方ない。待つ間スケジュールを練る。

今回の旅でどうしても行きたい場所や
アクティビティをピックアップ。



1.釣具屋さん
2.釣り堀でバラマンディ
3.カオサン通り
4.カオマンガイを食べる。
5.お寺に行く



これらを計画。
旅は9月1日から最終帰国日が6日
帰国日は朝からの移動。

ならまずは…

ビール。笑
とともに今回使うルアーをチェック。


タイのビール「チャーン」を
ファミマで買う。

宗教の戒律で酒を飲んではならない
日があるタイ王国。外国人にも
適応されるだろうから気をつけたし。


熱気と疲れに染み渡る美味さ。


このとき、東南アジアのタバコにも
とても興味があった。

この熱気に包まれながら、インドネシアの
クローブというスパイスの入った甘い煙草、
ガラムを吸ってみたかった。



幾島さん

サイコメトラーEIJIに出てくる
「幾島さん」が常にガラムを吸っており
Tシャツにジーンズ、ガラム、無精ひげ。
渋い、渋すぎる。。

ファミマでも売ってるくらいポピュラーで
日本でも売ってるとこは売ってる。

フィルターに蜜が塗ってあり、
火をつけ、吸い込むと重厚な煙りと
甘さが口一杯に広がる。
前述したクローブがパチパチと弾ける
のが特徴的。

真似してみたら、より一層タイの空気が
旨くなった。


ま、それはさておき、目的の一つである
釣具屋さんに行くことにした。
時間的にもちょうど良い。


2.タックルベリー


とりあえずネットで場所を調べ、
ホテルの下でタクシーを捕まえる。

メガネをかけた柔和なマスクのおじさん。

片言の英語ではあるがこらちはよりは
断然おじさんのが英語が達者である。

行き先を告げると

「OK」

と。

そして着いたのがこちら

タックルベリー


日本のチェーン店です。笑

しかし中古の品メインで安く、
こちらでどんなものがあるか、まずは
とっかかりの良さを重視して。


ほとんど日本と変わらんやんけ。笑


なんだか日本製品は日本より値が
張っていた印象。

肩を落として出てくるとさっきの
運転手さんが待っていてくれた。

とりあえず今日はホテルに帰ることにした。
にしても、タクシーも安い。

行き帰りで片言の英語でやりとりを
していて、


「明日釣りに行くのか?」
「ブンサムラーンか?」

などと聞かれた。

「ブンサムラーン」というと日本人の
タレントや釣りのプロがテレビで
良く行くバンコクで1番有名な釣り堀です。


しかしそこのルールが、釣れた魚ごとに
料金を支払う、などと言ったもので、
確実さはダントツな釣り場だが、
料金制度がなぁ…

というわけでブンサムラーンは
候補から外した。

事前に調べていたところで
「バーンパコン」と言うところに
バラマンディ釣り場があるらしい。


「バーンパコン・フィッシングパーク」

などと伝えるとナビを触り出した。


「………ヌン?」
「ヌン・フィッシングパーク」


とタクシーの運ちゃんが呟いた。

旅は道連れだ。よくわからんが

「そう!そこそこ!」

と伝えると、鼻息荒げに運ちゃんが

「明日連れてくよ!」
「何時が良い?朝早くでも良いぜ!」

と切り出してきた。少し遠そう
だったので、

「では朝7時に。ホテルまできて。」

と伝えると、去り際に、

「ワタシ、名前がタナコ-ンって言う」
「タナカと呼んでくれ!」

これには参った。タイにきて肩のこりが
ほぐれたというか、とたんにリラックスした。
さらに

「ウェルカム・トゥ・タイ!」

と言われたのがダメ押ししてきた。笑
最高だ!



3.ヌン・フィッシングパークへ

タイの夜明け。タイの人たちも
かなり暗いうちからいそいそと
動き出す。


タイは、とくに自分の泊まってる町は
居酒屋のようなものがなく、おもに
街をふらついた後ホテルへ帰り、
ビールを飲む、と言った感じで、前日も
しこたま飲んだ後、早起きに備え
早めに寝た。



約束の朝7時。来ない。
と思いきや裏手で待っていた。


「グッモーニン」

にこやかな笑顔が清々しい。
さすが微笑みの国。

すこし酒が残った状態で

「オー、ミスタ、タナカ」

などと言って笑う。


さっそくタクシーに乗り込む。


カタコトな英語であーじゃない
こうじゃないと話す。


「日曜の朝は息子と散歩するんだ」
「この通りをよく歩いてる」
「いつまで滞在するの?」


こんな話をした気がする。

車窓からは電車では見えなかった
情報がなだれこんでくる。

女性2人がノーヘルでタイホンダの
バイクに2ケツで乗り、車やダンプの
間を軽やかに抜けて行く。

日本車も多い。そして良く飛ばす。
カッ飛ばしている。

道道には簡単な商店がポツリポツリと
あり、カラフルなパラソルと
イスが置かれており、そこに座って
親子と思しき女性と子供が何やら
食べている。

排気ガスでほこった建物や高架橋の
橋脚、建物のある敷地にはアボカドの木や
ジャックフルーツの木がある。

タイにきたなぁ、と実感する。

かなりの距離を走り、ようやく
着いた頃には9:00はとうに回っていた。


タナカ氏と記念撮影


調べていたバーンパコン釣り場とは
ヌン・フィッシングパークのこと
であった。


更に記念撮影。タナカ氏撮影。


たしか1500円ほど支払い入場。
小ぶりながらバラマンディがコンスタント
に釣れるとあったが、地元の人たちは
かなり細い糸で釣っていた。

これは大誤算。

かすりもしねぇ。笑

諦めてビールを飲む。
タナカ氏は飯を食べていた。


「またビール飲んでるのか」


と、すこし呆れ顔なタナカ氏。笑

釣り堀に併設されてある食堂から
テラスまで料理を持ってこれるらしい。




暑いとはいえ、開けていて涼しい風が
時折吹き込んでくるバーンパコン。

俺がビールを飲むのはビールを旨くする
タイの気候のせいだとタナカ氏に言いたかったな。笑

気分は味わえた。




釣具も売っていた。









4.バンコクへと戻る。


結局釣れずバンコクへ戻る。
割と早く帰ったのでタナカ氏は
もういいのか?と言っていたが、
もう少し居ればよかったようにも
後々思った。なかなかいけないところ
ではあったがタクシー代が気になって
いた事が大きかった。
なんとも情けない話ではあるが。


帰ってきて衝撃だった。今でも覚えてる。
メーターを見たらなんと2000バーツ。
行き帰りでなんと¥7000ほど。
日本ならいくらかかるか不安なほどの
距離だったのに…。タナカ氏に深々と
礼を言い、翌日も運転してもらった。


滞在期間が日曜も含まれていたので
タナカ氏に息子と一緒にウォーキング
しないか?と誘われたが、お土産を
買ったりしたかったのでご遠慮した。

またタイに行ったら会いたいなぁ。

13時ごろに帰り、夜はカオサン通り
行くぞ!と決め、まずは腹ごしらえ。

バーミー。インスタントラーメン。
着色料で染められた焼き豚と
ワンタン、乾燥ネギ。


雰囲気も相まってうまい。が
腹が張らない。軽い。

このインスタントラーメンは至るところで
食えます。

中華風ちぢれ麺「バーミー」
ビーフン「センミー」
米の細麺「センレク」
米の太麺「センヤイ」
春雨麺「ウンセン」

など、豊富な種類があり、
それぞれスープや具により名前が変わります。

これらを屋台で注文する際

汁あり「ナーム」
汁なし「ヘーン」

など希望を伝えて作ってもらえます。

できるかい。笑

複雑ではありますがマスターすれば
こだわりの組み合わせも可能ですね。

日本ではインスタントラーメンって
家で食うかコンビニで食うイメージが
強い。こうして簡単ではあるが
一品として仕上げて出してくるあたり
良い意味での野暮さというか、
おおらかさを感じる。



食べ終わると、車通りの多い通りを歩く。


セーンセープという運河があるらしく、
インドラリージェントを右に見てひたすら
歩いて行く。


少し酔いが抜けてきた。


街角でミリタリーショップがあり
マチェーテなどがありのぞいてみた。
まぁまぁな値段がする。
服などもあるがサイズが合いそうにない。


ホテルの周りの服屋も覗いたけど
ベトナムにならんでバイク王国なタイ。
ハーレーやモンスターエナジーなど
アメリカのカルチャーやエクストリーム
バイクの人気が高いらしく、それを
あしらったシャツが多い。


あと、ハードロック、メタル。


メタリカやアンスラックスのデザインの
Tシャツが売られていた。

パンクは無かった。


しばらく歩いて行くと歩行者信号に
引っかかった。面白いことに中央分離帯の
ようなところに店を構えている男性がいて、
なぜかアメリカのタバコを売ったりしていた。
タバコは一本から買える。これは
タイのみならず韓国でもそんな店があった。


運河まできたがドロドロのドブ川だった。
臭いこそさほどしなかったが、灰色の水。
船で椰子の実を積んで走っていたな。


運河で折り返し、ふたたび
ホテルへ帰る。


ホテルの近くで良い店を
見つけたので入る。


タイ料理店


タイの人は小食で一皿の量がそれほど
多くない。なので先ほどのインスタント
ラーメンも全く腹にたまらなかった。


暑気返しというか、ここらで
トムヤムクンを食べたくなった。

トムヤムクン写ってないし。笑


トムヤムクンと鶏肉の焼き飯。

トムヤムクンはさすが本場と言った感じ。
レモングラスやら具、スパイスが
大胆に入ってる。

しかし、スパイスのゴロゴロ感が
「ガサガサ」した食感である。
口のなかに入るとレモングラスだけ
魚の骨の様に口から取り出す。
なんとも煩わしいが、美味い。

味はもう本当に美味い。
キレのある爽やかな辛さが染み渡る。
つるんとしたフクロタケも入り
非常に良い。トムヤムクンの素晴らしい
相棒やね。

焼き飯も良い味してる。付け添えの
キュウリと柑橘類が良い。


大満足で店を出て、店の前の
路上で座り込んでフルーツを売る
少年からジャックフルーツの
剥いたものを買う。

ジャックフルーツ。これが何とも言えない
旨さ。柔らかく、弾力があり、ほんのり甘い。
冷蔵庫で冷やすと美味さが増す。


さらにビールを買い、飲む。
二缶ほど飲み、夕暮れになってきたので
カオサンへ向かう。

2編はここまで!

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