フェンシング W杯（団体）・男子フルーレがメダル届かずも４位、男子エペ・加納虹輝は世界ランキング１位に浮上
男子フルーレ、女子フルーレの
※ワールドカップ大会、同時に
男子エペ、女子エペの
※グランプリ大会が開催された。
※ワールドカップ大会・・・
年5回、個人/団体ともに開催される
※グランプリ大会・・・
年3回、個人のみ開催される。世界ランキングの
ポイントはワールドカップの約1.5倍となる
男子フルーレW杯
(メキシコ/アカプルコ)
期間：2023/5/5〜5/7
団体において日本チームが準決勝進出。
敗退もベスト４となった。
メンバーは
松山恭介、敷根崇裕、飯村一輝、鈴村健太。
１回戦ではドイツと対戦。全員でリードを保ち続け４５-３８で勝利し、ベスト１６に進出。
２回戦ではアジアのライバル国、個人戦で準優勝の選手が構える香港と対戦。
松山がキャプテンとしての意地を見せし４５-４０で勝利。準々決勝へ進出。
準々決勝では世界ランキング１位のアメリカと対戦。
レジェンド４人のチームから流れを掴めず４５-２８で敗退。３位決定戦へ。
３位決定戦ではフランスと対戦。
互いに譲らない展開も後半にリードを奪われ惜しくもメダル獲得を逃した。
メダル獲得とはならなかったが、パリ五輪選考レース初戦において
４位となったことは大きい。
本大会の結果をもって世界ランキングは
男子フルーレ日本チーム ３位
左から敷根、松山、飯村、鈴村
写真：日本フェンシング協会 Augsto Bizzi/FIE
詳細の結果↓
試合の映像（全試合はない模様）↓（Youtubeチャンネル）
女子フルーレW杯
(ブルガリア/プロブディフ)
期間：2023/5/5~5/7
個人戦において
東晟良、宮脇花輪がベスト８入りを果たした。
宮脇は２回戦、３回戦においてランカー２人を圧倒。準々決勝に進出。
準々決勝では世界ランキング２位のTHIBISと対戦。
惜しくも敗戦となったが、久しぶりのベスト８入りを果たした。
東晟良はランカーの強さを見せ順調コマを進めていった。
準々決勝ではフランスのPATRUに１４-１１で敗戦。
連続メダル獲得とはならずも、本大会の結果をもって
世界ランキング４位に浮上した。
団体戦は
東晟良、上野優佳、辻すみれ、宮脇花輪で挑み
ベスト８入りを果たした。
本大会の結果をもって団体/世界ランキングは
日本 ４位
個人/世界ランキングは
東晟良 ４位
宮脇 ２２位
詳細の結果↓
試合の映像↓（Youtubeチャンネル）
Foil Team World Cup Plovdiv 2023
男女エペGP
(コロンビア/カリ)
期間：2023/5/5~5/7
男子個人において
加納虹輝、見延和靖、山田優がベスト３２に進出。
惜しくもベスト１６の壁を破ることはできなかった。
また、今回の優勝者はベテラン４１歳のBERAN（チェコ）。
他でも番狂せの試合が多く、パリ五輪選考レース初戦は
大波乱の幕開けとなった。
女子個人も佐藤希望のベスト３２が日本勢最高位。
また、今大会の試合結果をもって
加納虹輝が世界ランキング１位となった。
日本勢としては
太田雄貴（男子フルーレ）
見延和靖（男子エペ）
山田優（男子エペ）
江村美咲（女子サーブル）
に続き、５人目となる。
７月開催予定の世界選手権終了時に確定する
年間王者に向けての更なる活躍が期待される。
加納のコメント↓
いつも応援してくださりありがとうございます。
おかげさまで今シーズン途中ではありますが、世界ランキング1位になることができました。試合の中で世界ランキング1位ということは考えず、自分のプレーを出していきたいと思います。
今後とも応援よろしくお願いします。
日本フェンシング協会プレスリリースより
https://www.fie.org/athletes/34385（2023/05/09確認）
詳細の結果↓
全試合の映像↓
Epee Grand Prix Cali 2023
今後のスケジュール
2023/5/12~14
女子サーブル ワールドカップ(ジョージア/バトゥミ)
男子サーブル ワールドカップ(スペイン/マドリード)
2023/5/19~21
男子エペ ワールドカップ(トルコ/イスタンブール)
女子エペ ワールドカップ(アラブ首長国連邦/フジャイラ)
男子フルーレ グランプリ(中国/上海)
女子フルーレ グランプリ(中国/上海)