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優しい嘘と隠し事は存在するか?

人は信じて欲しい生き物なのだ。

その最初の「本当」を受け取ってくれてたら、、、、

嘘つきと言われることほど傷つくのだろうか。

彼女は振り返るとその時「本当のこと」を話したのだった。

後の祭りだ。

その時見逃さずに「あなたを信じる」と伝わっていたら、、、、


いや、どうだろうか。
そんな簡単な「嘘つき」人生ではなかろうに。

ここからは架空の話になる。
もしかして、その時彼女の真実を信じてあげていれば、なにか起きたかもしれない。


勝手にイメージしてみよう。

大人になって、嘘と本当がわからなくなってしまったのかもしれない。
自分が作った作り話しを他人に話して、信じてもらえるなんてことを繰り返すうちに、どれが本当でどれが嘘かわからなくなったんだろう。

嘘から出た誠っって言葉もあるくらいだしね。

思い通りになることが彼女にとっての「事実」なんだとしたら、そりゃ嘘も必要な手段、ツールになりうる。

何がいけないの?

となるだろうな。

実際「嘘も方便」という言葉もあるのだ。
その嘘で誰かが傷つくことを回避出来ると言うのだから、昔から「野菜い嘘」はありなのだろう。

どう思います?

その場しのぎの嘘で、傷つくのを回避できたり優しくなれたりします?

嘘は嘘。

わたしはやっぱり好きじゃないね。
だからつくのが全く下手くそで。、すぶバレるからつこうとも思わない。
ただ、言わないだけってのはあるけれど。
それも気持ち悪くていつも言わなくてもいいことまで話してしまう。

つかれるのはやっぱり嫌いだ。
本当のことを話してくれないことに、不信感しか覚えない。

事実、言い訳だとしても、そしてこちら側を傷つけようと思った思ってないも含めて話そうとしないことをされるのも嫌いだ。

お互い様なんだろうけどね。

信じてもらえないんだなって、直感する。
すると距離を置き始める。

嘘よりも嫌かも笑



隠されることが。だな。
言葉にするとそう言うことになるね。



そう言えば、夫がわたしに言わないことが多くある。
明かされた時、、、、
その時はやけに腹が立った。

でも、どうだろうか、、、
知らなくていいことだったようにも思える。

彼が明かしたのは、自分で持ちきれなくなったから。助けて欲しいってことだったから。

で、彼の隠していたことを家族みんなで共有し、それなりに調整がおき、平和が訪れた。
彼の荷物は完全に下ろせてはいないけれど、共有されたことで軽くなったのは事実だ。

知らなくてよかったようで、彼の恥部を知ることによってより絆が太くなったとも言える。

彼はそれから威厳を持たなくて良くなったのだ。
威厳を保とうとどこかに力が入っていたのかも知れないなら、結果よかった訳だ。

その威厳ってなんだ?って思うけど。
日本社会においての「一家の主人」的思考は、養えて、大きくて、頼り甲斐のある、悩みはうちに秘めて、自分が引き受けてなんぼってね、そんな言葉が滲み出てくる。

うちの夫はそんな環境にいなかったはずだけで、しっかりと教育を刷り込まれているから教育の賜物でしょうね。

結婚して35年で、肩に力を入れながらの生活をしなければならなかったんだねって気づけたのはそれはそれで素晴らしいことなのだろう。

と言うことは、わたしに持てる50肩はそういうことなのだろうな。
夫に隠していることはないのが、わたし自身、なにか背負っているのを終わらせろ!と体が言ってるんだろうね。

仕方ない笑聞いてやろうじゃないか(笑)

詰まるところ、人との関係は嘘や隠し事はないのが望ましいのだと思うね。

優しい嘘や隠し事なんてない。

絶対にバレないように棺桶に持っていくならいいけど笑。。。


最初のその言葉を信じていてあげてたら、きっと彼女は「嘘は美味しい」とは結論しなかっただろう。

良いように相手を動かせたとしても、それが「モノ扱い」なんだと自分の中で判明した瞬間に相手に伝わり、脆くも崩れ落ちるのだ。

人は毛穴から「想い」を放出している生きもの。
いつも吹き出しが頭の上に出ている生き物だ。

どんなに巧妙に隠せていると思っても、実に正直に出来ていて、体のどこかにそれは表出される。

鼻をヒクヒクとか(笑)
ソワソワし始めるとか。

わたしはそんな非言語なエネルギーをよおみとる能力が小さな頃から人よりも発達していて、リアルな肉体は勿論、こんな媒体でも読み取れるのだ。

あなたが本当に欲しいものは「これ」だねって差し出してしまう。

白雪姫の魔女が、赤い毒リンゴを差し出すように。

毒かどうかは知らんけどw


ま、自覚がない場合が多いとか、図星すぎて大体嫌われたり怒られたりする。
繰り返すうちに「コレハフウインシナクテハナラナイノダネ」と封印した、つもりでいた。

でも、疲れた。
全開にしよう。


これ、夫に隠してないよ。
知ってる。でも、半開きだったかも笑

もう、全開でいいかって許可してしまったから、どうなるかわたしも分からん、な。

半開きだったのも、全開でなかったのかも、今書いてて知ったしw


丸裸
丸腰
球体なわたしは普通に怖がられてきた。
まるで見透かされてる気がする。
どこからどう見てるの?レントゲンみたいって。

見ないで!!!!

みたいに(笑)
いや、わたしが見ているのではなくて、あなたが「話してる」んですよ。

ただ、受信装置があると自覚してるだけですわたし。

自分からダダ漏れしてるのに、わたしが怒られるwww

なんて理不尽。


でね、まとめるとね、、、
人は「信じる」のなかに自分の身を置いてるんだと思うのね。

彼女にとって一番欲しかった言葉は「わかったあなたのこと信じるよ」だったんだと思う。

どんなに嘘をついていたとしても、必ずその中に「嘘じゃない事実」があるはず。
信じてくれない相手に、自分の本当を話すことなんてないよね。

諦めちゃう。


この人もわたしを信じてくれない。
必ず裏切る。

だから、わたしから裏切ってやる。
傷つきたくないもの。

わたしは絶対者なんだから!!


なんでこうなるのかわからんけど、今のわたしはこんなふうな言葉になった。


どうすれば彼女を助けることができるのだろうか。

抱きしめてあげるその腕にウソがないことが大前提。

本当に安心して眠れる日を彼女にプレゼントしたい。


やっぱり、優しい嘘も隠し事も存在しない。

言いたいことは
言いたい相手に
自分の言葉で
ちゃんと伝える。
わたしはと、自分メッセージで。

信じて欲しいから
信じている相手だから

出来ることではあるよね。
どうでも良い相手にはしないこと。

わたしは本気で付き合える人と繋がりたい。


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