故 アルバス・ダンブルドアに捧ぐ
ハリー・ポッターの「アルバス・ダンブルドア」校長の役を務めたマイケル・ガンボンさんが2023年9月28日に亡くなった。
翌日の9月29日、「ハーマイオニー・グレンジャー」役を務めたエマ・ワトソンさんのInstagramを見てそのことを知った。
「心の師」
私は、ダンブルドアを「心の師」として生きてきた。
20世紀で最も偉大な魔法使いで、誰よりも知性に溢れ、誰よりも聡明で、誰よりもユーモアに溢れた彼のキャラクターに惹かれ、そして「世の真理を貫く姿」に私は私淑していた。
人生で大きな迷いがあった時、心が揺らいでいる時、自分を見失いそうになる時、いつも私はダンブルドアに会いに行き、教えを乞うてきた。
その場所は、「ハリー・ポッターと死の秘宝Part2」でハリーがヴォルデモートとの決戦によって意識を失った時に、光の空間(キングス・クロス駅の9と3/4番線)でダンブルドアと再開し語り合うシーンの場所だ。
迷うハリーにダンブルドアがいつものように諭すシーンが印象深い。
”あの場所”にいつも私は行き、そしてダンブルドアに相談する。本当に何度、助けられたことか。
、、、、
「ふと観たくなったハリー・ポッターと死の秘宝Part2」
そして、たまたま、本当にどういう風の吹き回しか、昨日(9月28日)「ハリーポッターと死の秘宝Part2」が観たくなったのである。”あの場所”のシーンが観たくなったのである。
ここ数年、ハリー・ポッターは観ていない。
ただなんだか観たくなり、自宅で観ることにした。
”あの場所”のシーンでダンブルドアが、
「あれは救うことのできない者じゃ」
「あの列車に乗るかどうかは君が決められる」
という台詞に私はどこか”人生の真理”を感じるのである。
、、、、
そして翌日の9月29日、エマ・ワトソンさんのInstagramでアルバス・ダンブルドア役のマイケル・ガンボンさんが前日の9月28日に亡くなったことを知った。
まさか、だった。
、、、、
私は目を閉じた。
彼に思いを寄せた。
、、、、
そうすると間もなく、ダンブルドアからメッセージを受け取ったのだった。
「ダンブルドアからのメッセージ」
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「わしがここに来たのは、君に会うためじゃ。
今日は伝えなければならないことがある。
人生というものは儚くも短い。
その中で「どのように生きるか」が何よりも大事じゃ。決して自分の命の尊さを忘れるではないよ。
君たちは希望に満ち溢れている。
その希望を手に掴めるように、日々を真剣に生きるのじゃ。決して回り道をしてはいけない。
君の道を生きるのだ。
もちろん、困難や恐怖に襲われることもあるだろう。眠れない夜もあるだろう。悲しみに暮れることもあるだろう。
じゃがの、それはすべて「エネルギー」じゃ。
君の財産になる。
いつしか壁にぶつかった時には、この言葉を忘れないでいて欲しい。きっと君の助けになるだろう。
そして、どんなことがあっても「愛」を忘れてはならぬ。愛というのもまたエネルギーじゃ。
「この人に愛を捧げたい」という人に愛を捧げるのじゃ。
それは家族、恋人、仕事で関わる人、皆そうじゃ。もちろんわしも君に愛を送ろう。今日はそのことを伝えるためにやってきた。
よいか。人生は長いぞ。
でも1日は一瞬で終わる。これは決して覆ることはない。じゃがの、今の君が「どう生きるか」で、これを超えてゆくこともできる。
「今」じゃ。
「今」に集中するのじゃ。
過去でもなく、未来でもなく、「今」を生きるのじゃ。
その真実を知った時、君はまた大きくなるじゃろう。そんな君を見てみたいものじゃ。
そうじゃのう、このくらいじゃの。あとは君の中にある。君の中にある光を信じて進むことじゃ。応援してるよ、ハリー。」
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また大きなメッセージを受け取った。
いつも心の中にダンブルドアがいる。共にある。
ありがとう。そして安らかに。
つづく
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