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「奇跡の一枚」という表現があまり好きじゃない件

表題通り。
これを使う人に対して、どうこう言うつもりはないが、僕は使わない。

被写体、カメラマン、ヘアメイク、、
皆の技術の組合せにより撮影された写真は、奇跡でもなんでもなく、技術の一枚。

被写体もカメラマンもヘアメイクも、全て技術職だし、全て敬意を持っているからこそ、「奇跡」という、偶然の要素が含まれた表現が好きになれない。

まぁ、使っているのは謙遜のニュアンスを込めているのは分かっている。

が、堂々胸を張って、これが「技術」だと言える方が、僕はカッコいいと思う。



たまにお客様から「綺麗に撮ってくれて、奇跡の一枚をありがとうございます」とお礼を言われる事がある。

「写真はあるものしか写りませんよ」と返している。

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