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【301日目】オミクロンではなくデルタ

ご隠居からのメール:【オミクロンではなくデルタ】

車椅子で七階の病室から一階の検査室に移送され、CT(コンピューター断層撮影)をとった。また、試験的に鼻に差し込んだ点滴チューブをはずして、しばらく酸素投与を中止してみたら、酸素飽和濃度が89%ー90%にまで低下した。これは危険な水準だが、それでも、自覚症状では息苦しさは感じることもなく、倦怠感もそれほどひどくはない。

夕方の医師回診で、私が感染したのは、オミクロンではなく、デルタだという意外な診断結果を告げられた。デルタは年末には浦安市内の感染者数ゼロの日が一か月くらい続いていた。ほぼ収束したと思っていたが、オミクロンが流行しはじめた今頃になって、なぜ、よりにもよって私がデルタに感染したのか、まったくわけがわからない。


返信:【Re_オミクロンではなくデルタ】

よりによって、オミクロンではなくて、デルタ株だったなんて。ワクチン打ってなかったら死んでたね。やはり、運が強い。きっと、これもご先祖さまのおかげだね。

デルタ株は、従来のコロナよりも入院するリスクが 2.08 倍らしい。オミクロンは主に鼻や喉がやられるらしいから、症状的にもデルタだね。

点滴を打たないと、酸素濃度が低くなってしまうというのは、まだまだ心配だ。身体がまだまだコロナウィルスと闘っているということだね。まあ、まだ、入院期間は、まだまだあるので気長に療養してください。


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