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浜に生息するアンノウン

ビーチクリーン活動に幾度か参加しています。
子どもらを連れて行くと、クリーンなことはあまりしないけど、まあ、独自に考えた謎の遊びで他の子どもたちと遊べるし、何より海辺で遊ぶと心が解放されてとても楽しそうです。

母(わたし)「おーい、○○(子の名)〜、やべー!おかあさん、アンノウン拾ったぞ!!」
子「!!」「???おかあさん、アンノウンって何??」
それは、わたしがその場で勝手に名付けたおそらく誰かがバーベキューなどで火をおこした際に、何かのプラスティックを溶かして遊んだであろうでろでろが固まった物体である。
子「何これ?!!!欲しい!ちょうだい!」
母「いやだよ、自分でもおもろいもん探してこい!」
ということでアンノウン以上の物体Xを探してビーチコーミングする息子。。。クリーンじゃなくてコーミングなので大量のカラフルなお気に入り(わたしからするとゴミ)を自宅に持ち帰ることになった。。。別にいいけど。。(このようなプラごみを使った有意義な取り組みにその後参加することになるのだがそのお話はまた今度)

たくさん持って帰ったものの、アンノウンを超えるものは無かった。しかし子はそれらを捨てたくないという。。。とはいえ、分類して整理するとか、何か工作に使うとか、ただ並べてにやにやするとか、類似の物を新たに探しに行く(うちは海近いです)とか数ヶ月経っても何もしないわけで。。。ううう、捨てたい。。自分のことは棚に上げて人の物は捨てたい(思えば自分も要らんもんいっぱい家に放置してる。。)。

かなりしつこい説得で、ゴミ、いやお宝の中でも最上級の物を選んで撮影すると、なんか気がすんだらしく、チョーお気に入りを一つ残して後は廃棄した(さてどれでしょう?w)。

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これはこれでなかなかに良い写真になった。ブックカバーにでもしたい。


それにしてもアンノウン(これはもちろんわたしのだから捨ててない)、今にも流れ出してきそうな気色悪すぎるフォルム、握ると手にしっくりくる。くるくると回転させてどの方向からみても面白い。酒呑みながらにぎにぎしてぼんやり眺めるのにちょうど良し!まさにアート!これ作ったやつ天才かよ!

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昨日、そこらへんに置いてたアンノウンが一時行方不明に。
母「やっぱり生き物で逃げたのかもしれない。。(ぼそっ)」
子ら「マジで?!!」(簡単に信じる気持ちもわかる。。)


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